異民族が支那本土を支配したのは元王朝と清王朝   古沢襄

北アジアの異民族が万里の長城を越えて漢民族を蹴散らし、支那本土を支配したのは元王朝と清王朝の二例であろう。

元王朝について言えば、少数の蒙古族が圧倒的多数の漢民族を支配できたのは武力だけではない。巧みな民族分断の支配政治を行っている。

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書評 『愛される日本』    宮崎正弘

■なぜこれらの国々はかくも親日なのか 元大使がかたるインドやタイやトルコ、ミャンマーの日本への篤い思い
   
<日本戦略研究フォーラム編『愛される日本』(ワニブックス)>

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書評『蒋介石の密使 辻政信』   宮崎正弘

蒋介石の「以徳報恩」なる世紀の欺瞞と親日家ぶる演出はなぜ生まれたのか。気絶するほどの欺瞞、偽善、悪魔の詐欺師は某参謀に共通した・・・。

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台湾窮地・中国の横暴を警戒せよ  桜井よしこ

今から28年前、中国人民解放軍の海軍提督、劉華清が大戦略を立案した。そこには幾段階かの具体的目標が掲げられており、第4段階の目標は2040年までに西太平洋とインド洋から米海軍を排除し、同海域に中国の覇権を確立するというものだ。

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根本博陸軍中将の「義に報いるに義を以てす」 古沢襄

八月は鎮魂の月である。これを機会に一人の軍人の生涯をフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の全文を引用してみる。根本博(ねもと・ひろし)陸軍中将・・・戦後、いく度か話題になったが、全貌が掴めずに毀誉褒貶の渦のまま忘れ去られてきた。

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