文化庁は世代を超えて歌い継ぎたい歌として「日本の歌百選」を募集していたが、その選考結果を1月14日発表した(2007.01.15付け読売新聞)。選ばれたのは101曲。
赤とんぼ、しゃぼん玉、荒城の月、春の小川などの童謡、唱歌などのほか美空ひばりの「川の流れのように」、山口百恵の「秋桜(コスモス)」、SMAPの「世界に一つだけの花」、夏川リみらの歌う「涙(なだ)そうそう」など最近の曲も選ばれた。
日本の歌百選の発案者は河合隼雄文化庁長官(休職中)。少年犯罪の報道を見るたびに、世代間の断絶や人間関係の希薄化などを心配してのことという。
文化庁は楽譜付の冊子に纏め、学校現場などに配るらしい。以下に101曲を並べる(五十音順)。
仰げば尊し 赤い靴 赤とんぼ 朝はどこから あの町この町 あめふり 雨降りお月さん あめふりくまのこ いい日旅立ち いつでも夢を 犬のおまわりさん 上を向いて歩こう 海 うれしいひなまつり 江戸子守り歌
おうま 大きな栗の木の下で 大きな古時計 おかあさん お正月 おはなしゆびさん 朧(おぼろ)月夜 思い出のアルバム おもゃのチャチャチャ かあさんの歌 風 肩たたき かもめの水兵さん からたちの花 川の流れのように
汽車 汽車ポッポ 今日の日はさようなら 靴が鳴る こいのぼり 高校三年生 荒城の月 秋桜(コスモス) この道 こんにちは赤ちゃん さくら貝の歌 さくらさくら サッちゃん 里の秋
幸せなら手をたたこう 叱られて 四季の歌 時代 しゃぼん玉 ずいずいずっころばし スキー 背くらべ 世界に一つだけの花 ぞうさん 早春賦 たきび ちいさい秋みつけた 茶摘み チューリップ 月の沙漠(さばく) 翼をください
手のひらを太陽に 通りゃんせ どこかで春が ドレミの歌 どんぐりころころ とんぼのめがね ないしょ話 涙(なだ)そうそう 夏の思い出 夏は来ぬ 七つの子 花(滝廉太郎作曲) 花(喜納昌吉作曲) 花の街 埴生(はにゅう)の宿 浜千鳥 浜辺の歌 春が来た 春の小川 ふじの山 冬景色 冬の星座 故郷(ふるさと)
蛍の光 牧場の朝 見上げてごらん夜の星を みかんの花咲く丘 虫のこえ むすんでひらいて 村祭 めだかの学校 もみじ 椰子(やし)の実 夕日 夕やけこやけ 雪 揺篭(ゆりかご)の歌 旅愁 りんごの唄 われは海の子(以上)2007.01.15
380 日本の歌百選決定 渡部亮次郎

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