645 645 鯨(クジラ)に見習え! 伊勢雅臣

■鯨の大和魂
松岡大臣の自殺や社会保険庁の不祥事などの話題に隠れて余り目立ちませんが、日本の意地を見せた総会でした。次回総会開催地には横浜市が立候補を予定していましたが、日本政府の対決姿勢に呼応して中田市長は直前に棄権しました。
国際機関の言うことなら何でも聞くか、と思われている日本でも気骨ある代表団もいますね。私の記憶によると、世界が鯨を大事にし始めたのは、レーガン米国大統領が、イメージ戦略の一つとして利用し始めてからでしょう。いっとき凍りに閉ざされた鯨を救えと毎日”日本の”テレビニュースにも出ておりました。
 http://blog.ohtan.net/archives/50863428.html
■葱と椎茸
あまり外国に対して報復とか制限をかけない日本ですが、中国に対してハッキリと意思表示をしたことがあります。今はリハビリ中の平沼赳夫さんが小泉内閣経済産業大臣の時でした。
中国産により壊滅的打撃を受けつつあった、国内産「ねぎ・椎茸・畳表」を守るために「安全措置(セーフ・ガード)」の発令でした。これに対抗して中国は自動車・携帯電話・エアコンに報復措置として特別関税をかけると言ってきした。結果はいかに。。
どうも関税がかかったような記憶がありません。もともと自動車などは当時中国の輸入量は大した量でもなく、中国側も考えた対応をしたと云う事でしょう。
■外交戦争
他国との外交は、交渉の余地は残しながらも対決姿勢をとることも必要です。先の平沼さんは、一度は席を蹴って中国から帰国したそうです。大平総理も日中航空協定の時、会議の冒頭「さよなら」と言って席を立ちました。
■国益
亡くなられた松岡農林大臣は米国との輸入肉問題などに、「攻めの農業」の姿勢で取り組んでおられました。いろいろスキャンダルが噂されておりましたが、安倍総理がその腕を見込んで登用したものでした。
このような場合、アメリカの謀略との見方も出てきますが、実質輸入肉問題は解決がされたものと同然なので関係ないでしょう。
現職大臣の自殺は大変ショックな出来事でした。救いは遺書の最後に、「安倍総理 日本国万歳 」と書かれていたことでしょう。ご冥福をお祈りします。(「国際派日本人の情報ファイル」より)
☆資料他
 ・*安倍総理との食事青山繁晴氏 youtubeより
   http://www.youtube.com/watch?v=NMLvbX1TUqk

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