726 劉備晋三玄徳 MoMotarou

【劉備晋三玄徳】
安倍晋三首相は30日朝、社会保険庁改革関連法など重要法案が成立したことについて、「教育再生関連3法の成立も含め、大変重要な法律が成立して本当によかった」と述べた。 サンケイWEB 6-30
いろいろな抵抗があったようですが、「公務員制度改革関連法」まで6月30日未明に国会を通過させました。歴代の内閣ができなかったことを次々と通したのは大したものです。
■参議院の存在価値
参議院は青木さんが幅を利かせておりました。本来の参議院の役目を逸脱したような行為も見られました。9ー11郵政選挙で存在価値を見せたかと思いましたが、その後見苦しくも「白旗」を揚げたのでは根性が疑われるでしょう。
■丁稚奉公
議員の用語には「汗をかく」というのがありまして、ひたむきに、「雑巾がけ」や「使い走り」をやって認められることが必要と言うことなのでしょう。
青木さんなんかは実に其の点丁寧で、姿勢が低く、人の世話を良くしているように見えます。衆議院では森元総理が「蚤の心臓」といわれる”疾患”を持ちながら頑張っておられます。
将に日本はこのような”地の塩”たる方々のお陰で国会は運営されてきたのです。
■若旦那の試練
安倍総理は家柄は良いがまだまだ修行が足りず、「拉致」一本槍の若造にしか見えなかったのが突然日本国首相になりました。おそらく安倍さんの周りには嫉妬の渦が巻いていたことでしょう。某幹事長などは、「俺が仕切る」との姿勢がミエミエでした。
思い出すのに、総裁選挙の前に福田康夫元官房長官と塩川清十郎さんが言った言葉があります。福田さんは安倍さんが、その任せれた役職を一所懸命やっているうちに、ドンドンと成長してきたと評価をしておりました。
塩ジイは、「やはり(総理)は人柄が良くなくてはいかんわなぁ」と意味深長な事をもらしていました。面白いのは、ハマコーさんが言っていた事で、「小泉総理は、他の人間が答弁している時は目を瞑(つむ)っているのに、安倍の時は目を開けてしっかりと耳を傾けているんだ。」
■器の大きさ
テレビ時代の国会議員は「テレビ映り」も重要であります。安倍総理は長身で、髪の毛が多くまだ真っ黒です。しかし、あの顔は決して美男とはいえないでしょう。頭の中も、どうも”ピカ一”とは思えません。それでも何故か総理大臣にまでなってしまいました。
計算ならパソコンのほうが速いし、移動なら自動車の方が便利です。人間は「役柄」というのがあるのでしょうか、三国志の劉備玄徳は戦は下手でしたが、関羽や張飛に加えて軍師諸葛孔明を迎えることにより大きくなっていきました。
安倍ちゃんも良き幕僚幕賓さえ寄れば必ず大成するでありましょう。彼は「『地位』が人物を作る」タイプであります。
「正を以て国を治む」老子 (戦争には、奇道・奇策をもって臨む。しかし、天下を
治めようと思うならば、正々堂々の道をもってしなければならない)
☆資料他 「ダルフール問題に鈍感で不興を買った首相 Foresight」
  http://blogs.yahoo.co.jp/foresightblog/49834953.html
*お勧めサイト
 ・「ラントス委員長に「対抗馬」示唆 古沢襄」杜父魚文庫ブログ
  http://blog.kajika.net/?eid=600012
 ・軍事評論家佐藤守のブログ日記「ある軍人の述懐」
  http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20070630
 ・経済コラムマガジン「歴史の教訓」
  http://www.adpweb.com/eco/index.html
 ・「反日勢力を斬る」
  http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp
■ 謀略
「スパイの一番大きな目的は、相手国の国策を誤らせる事にある。(中略)とにかく大東亜戦争で日本は国際謀略というものに引っ掛かって敗北した。謀略に対して暗かったという、日本の不明がある。決して物量に敗れたとか何とかというような簡単なものではないということを、諸君達は知っておいてよろしい」
—安岡正篤;「続人間維新」より
関西師友協会 http://www.siyukai.org/
 *安岡正篤の「一遍言うてみたかった」
   http://www.geocities.jp/mo10mo/yasuoka-temp.html
■大日本史ー番外編
   http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2463/(「国際派日本人の情報ファイル」より)

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