保守政党の不人気、行詰りというものも、これも保守政党の精神、道徳の頽廃、堕落が根本であります。安岡正篤
参議院選挙に突入しました。テレビを見ている限りにおいては、年金問題で与党の混乱と野党の攻勢が目立つような雰囲気です。実際のところは不明です。
■米国型
小泉政権が支持率を基盤とした政権維持戦略に成功してから、マスメディアを利用した宣伝戦略が重要視されております。海の向こうの米国大統領選挙は、いくら選挙資金を集めたかが常に報道されます。選挙で一番儲かるのは、広告代理店という「噂」も本当でしょう。
■米国の変化
米国の世論調査で、好きな大統領を5人選ぶとクリントン大統領が必ず入るそうです。これは意外でした。其のほかにはレーガンだとかF・ルーズベルトとか、対外戦争に勝った大統領が選ばれております。
クリントンは、歴代大統領では一番多い対外軍事出動をしましたが、ソマリアや北朝鮮など、”勝った”とは言えない結果でした。
また1988年にはモニカ・ルインスキー事件という、ホワイトハウスを舞台にした淫行スキャンダルを引き起こし、大統領の品性を問われました。しかし、それでも人気が高い大統領でした。
■米国の基準
米国の大統領というと、ワシントン初代大統領の「りんごの木」のお話のように「高い道義」が掲げられます。この基準によるとクリントンは、不適格なのですが、米国民には人気があります。
■米国大統領の口癖「減税」
ブッシュ大統領は度々「減税」に触れ国民の指示を訴えました。これはクリントンも同じで『忘れさられた中間層』という標語で、高額所得層の税率を引き上げながら、家計支出の多い層の減税を行い消費を刺激しました。
■米国を見習え!
某有名評論家が小泉内閣の飯島秘書官と「財務省出向秘書官」の丹後・現財務相理財局長を絶賛しておりました。これをみて気がつきました。小泉改革とは増税による「財政再建=”財務省”黒字化政策」が中心だったのでした。これでは町民層が浮かばれません。
わが国日本も、『減税のグローバルスタンダード』を導入するべきであります。なんでもかんでも追従してきた日本ですから、できないハズがありません。安倍さん、がんばってください。「竹中・小泉!旗を振ってみよ!」
☆資料他
●バアさんを活用せよ!
松原久子:『驕れる白人と闘うための日本近代史』の著者
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h13/jog172.html
http://www.chugainippoh.co.jp/NEWWEB/n-ruikotu/tokushu/ruitoku_07.html
●官邸に楯突く財務省
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=141679
*お勧めサイト
・「”政っこ”と”ハラカン”の友情 古沢襄」杜父魚文庫ブログ
http://blog.kajika.net/?eid=565802
・経済コラムマガジン「参議院選挙の比例区」
http://www.adpweb.com/eco/index.html
・「反日勢力を斬る」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp (「国際派日本人の情報ファイル」より)
779 利は義の和 MoMotarou

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