アメリカの台湾軽視という愚かな外交政策に友人として怒りの声
12月7日(金曜日)、台湾人およそ一万人は台北にある米国領事館(AIT)を包囲、抗議行動を起こす計画がある。AITは、事実上の駐台湾アメリカ大使館である。
そもそも何故に友好国アメリカに抗議するのか?
それは米国政府が台湾に対し、五つの「NO」を明確に公表した事由による。
1. 台湾は国家ではない。
2. 中華民国(ROC)も国家ではなく、未解決議題である。
3. 台湾は中華人民共和国(PRC)の一部ではない。
4. 台湾は独立できない。
5. 台湾は国連に加盟できない。
これらをブッシュ政権は台北側に突きつけた。
戦後60年間、米国が隠蔽してきた台湾の法的地位を明確にして曖昧な対台湾政策に終止符を打たせる必要があり、同時に抗議行動では「台湾人のROCパスポートを無効にし、暫時米国の国民パスポートの発行を要求する」という。
包囲行動の場所は台北市信義路三段140号―150号。米国領事館(AIT)前集合。
2007年12月7日(金曜日)午前十時開始。標語:” 我々は台湾人であって、中国人ではない”(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より)
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