1298 台湾総選挙で民進党は惨敗? 宮崎正弘

台湾総選挙、国民党が71,民進党は39席で惨敗の可能性を米国CSISの研究員が予測。
タイペイタイムズが17日に報ずるところによれば、来年1月12日に行われる台湾の総選挙で、与党民進党が伸びなやみ、野党=国民党・親民党連合に大敗する可能性が高いという。
これはワシントンCSISの研究員、呉重礼が予測したデータを報道しただけの記事だが、国民党と親民党連合(汎藍連合)は選挙で71議席(小選挙区で48,比例区で18,少数民族区で5)、一方与党の汎緑連合(民心党、台湾団結連盟)は、39議席の確保にとどまるという(選挙区で25,比例区で13,少数民族で区で1)。
全滅が予想されている台湾団結連盟は、呉研究員の予測では3議席を確保する可能性が残るとしている。
もともと一般的予測でも台北から台南にかけて、国民党の組織票は圧倒的であり、台南など台湾南部でも与党が苦戦している。
しかし3月22日の総統選挙に関しては、総選挙結果をかならずしも反映せず、依然として馬英九と謝長廷とは僅差のデッドヒートが続いている。
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