国亡びたり。承相(じょうしょう)の忠孝尽(つ)きたり。---国は亡びてしまった。もう宰相としてのあなたの尽すべき任務もなくなっている。
十八史略(元の総司令官が負けた宋の総理を元に誘った時の言葉)
■日本を取り戻す
日本を取り戻すと言いますと、守旧的で復古的な印象を受けるかもしれません。しかしグローバル化という構造改革の進行で、我国が強くなったという感じが全くしないのであります。
■輸出と税制
トヨタ自動車が世界で大躍進を続けている報道を耳にします。トヨタが自力で頑張っていると思わせられるのですが、2000年以降小泉内閣が350兆円もの国税を使い、米国債を購入したのは円高を避けるためでした。
財務省は国内の公共投資を絞り、海外にお金を「ばら撒く」という背離する政策を展開しました。これは構造改革ではなく高度経済成長時代の輸出政策の継続でありましょう
あまり知られてないことですが、輸出には数々の時代遅れ奨励策が残っております。最近論議されだした消費税も、輸出では国内消費税が免除されており、いくらよその国で自動車を売っても、日本には一銭も入って来ないのであります。
■お金と税制
自民党はトヨタの奥田さんが経団連会長をお辞めになってキャノンの御手洗さんに代わるとき、キャノンの株主構成が政治資金規正法に引っかかり、政治献金を受けられないので法律を「わざわざ」変えました。本末転倒であります。
■税金を揚子江に捨てる
年末福田さんは中国で忘年会をやりました。シナの環境問題を解決する為に援助も約束しました。アホらしくなりますな。
軍備や賄賂に使う金があったら、その金を使えば済むことであります。また”嵌(は)められた”ということです。そう言えば、ここ数年中国の環境汚染が盛んに報道されていました。
■改革足らず
年末パキスタンでブット夫人が暗殺されて、世界は”きな臭く”なりつつあります。「改革、改革」でやってきましたが、それは経済だけの分野でありました。
一番改革が遅れているのは「国家安全保障」方面でありましょう。シナや海外に展開している邦人救出さえもままならぬようでは、「国家あって国家無し」の状態であります。
■生き残る
危機に当たっては、たとえシナ・ロシア、北朝鮮に韓国、そして亜米利加が沈もうとも、我国だけは生き残るくらいの方策が必要であります。
国会議員の方も何かとお忙しい様ではありますが、これだけは宜しく御願いしたいと思います。
☆資料他
●「特務艦隊の活躍 地中海編(1~5)
http://www.takahashistamp.com/2note13.htm
●バアさんを活用せよ!
松原久子:『驕れる白人と闘うための日本近代史』の著者
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h13/jog172.html
*お勧めサイト
・「広がる格差社会 古沢襄」杜父魚(かじか)文庫ブログ
http://blog.kajika.net/?eid=739129
・北京こねたぶろぐ 福島香織
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog
●がんばれPONKO!「反日勢力を斬る。Part.2」
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007
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