なぜ、これほどの金(ゴールド)を中国人が買うのか。ついに世界第二位の金消費国に浮上した中国。
北京でも広州でも、中国のどの都市でも同じ。繁華街の宝石売り場やジュエリー・マートへ行くと、中国人のおばさんや、OL風情が「まるでスイカを買うように」、金、金製品、アクセサリーを買っている。
二年前から個人での金所有を認めた中国での異変である。
ワールド・ゴールド・カウンシルは「中国の昨年度の金消費は302トン、これは一位のインドに次ぐもの。アメリカは三位」と発表した(新華社、19日付け)。
人民元の偽札を見つけても、突っ返すだけの国、日本なら偽札が見つかったらパトカーが来るだろう。
すなわち自国の通貨を信任しないゆえに「万国共通、永遠の通貨」であるゴールドを所有したがるのが古来よりの中国の国民性である。
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