1560 買収は商業目的と開き直り 宮崎正弘

中国「華為技術公司」が3COM買収は商業目的と開き直り記者会見。今後も新しいM&A方式を追求。
米国ハイテク企業「スリーコム」(3COM)の迂回買収を画策してきた中国のハイテク企業「華為」は、対米海外投資委員会が、この買収に待ったをかけたのは「極めて遺憾、あくまで商業目的である」と白白しく声明を発表した(25日。多維網)。
「ITバブルの瓦解以後、我が社は生存をかけて商業主義の見地から新ビジネスを模索してきたのであり、『華為3COM』という合弁会社設立を企図し、過去六年間に十億ドルを出資してきたのである」と。
華為技術公司は米国のファンド企業「ペイン・キャピタル(貝恩)」に出資することにより、この米国ファンドを通じて、迂回買収をはかり、3COMが持つハイテク技術をごっそりといただく寸法だったところを議会が反対し、頓挫した。
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