私はシナの学問にはかなり通じておるつもりであるが、 それでも支邦事変で初めて知った一つの社会学(「清規と陋規」)がある。<安岡正篤>
http://blog.livedoor.jp/momotarou100/
何か信じられない光景を見ているようです。
世界中で火をつけて回っている北京オリンピック聖火リレーであります。中国という国は、共産主義国で、共産党一党独裁国家であり、名うての人権弾圧国家であります。そのお隣にはよその国から他国民を誘拐し、身代金で国家を運営している国(?)があります。オリンピック精神はいったいどこに行ったのかのでしょうか。
■アメリカは変わった
米国の大統領に対してのイメージは、初代ワシントンからこっち、国の為に闘う愛国の勇士というところでしょうか。これは米国国民もそれを大統領に望んでおりました。
歴代の大統領の人気調査をやりますと、ベスト5には外国との戦争で勝利した人物が並びます。しかし近年の調査ではただ一人例外の大統領が選ばれます。クリントン大統領です。
日本人にはなぜ彼が選ばれるのか良くわかりませんが、彼が支持される理由は「儲け」です。彼が就任以来、米国の大きな会社の社長は一般社員より巨額の収入を取るようになったそうです。
「MoMotarouさん、アメリカはクリントン以降変わったのですよ」ホリエモン華やかかりし頃、平野次郎NHK元キャスターは教えてくれました。
*「日本は変わった」WING949号
http://www.melma.com/backnumber_256_1361273/
■VIVA(万歳:伊語)、亜米利加!
このクリントンの成功をみて、日本も右に習えとばかり追随しました。その頃テレビの経済番組で、口を開けば「IT,IT」言っていた経済評論家がいます。竹中元総務大臣です。政界では森元首相でした。
■自由、平等、金儲け
クリントンが言い始めたことに「戦略的互恵関係」という言葉があります。要するに主義は別にして「儲け」を中心に考えて行こうと言う訳です。これで共産中国との関係を深めて行くことになります。
RED支那にとっては願ってもない米国大統領でした。その御礼でしょうか、はたまた要請に応えたのでしょうか、共産中国は民主主義国米大統領クリントン氏を、一週間中国に「招待」しました。
実はこの時クリントンは例の裁判で窮地に陥っておりました。お陰で裁判をする期日が足らなくなり逃げ切りました。(因みに、大統領を辞める前日司法取引で偽証を認め免責を獲得しました。悪党ですな)
■北京オリンピックの狙い
まぁ、商売にかけてはシナの右に出る国はいないでしょう。華僑にみるように大変長(た)けております。世間では北京オリンピックをシナの「国威発揚の場」と見ておるようです。しかし、シナ根性の面からみますと、オリンピックは大変「儲かる」世紀の大イベ
ントだとの認識でしょう。
■感覚の違い
「武士道の国」日本では、お金の側面が出てくると軽蔑されるような雰囲気もありますが、かの国否世界はそちらの面の方が重視されるようです。因(ちなみ)みに、オリンピックボイコット金メダルは中国であります。「世界はまったく腹黒い」
お勧めサイト
・杜父魚(かじか)文庫ブログ
「良貨が悪貨を駆逐してほしい 古沢襄」
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1792 世界は変わった MoMotarou

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