早稲田大学OBが、胡錦濤を招待した大学当局に抗議。高池弁護士、水島監督(桜チャンネル社長)南丘主幹(月刊日本)らが呼びかけ。
(呼びかけ本文)
拝啓 憂うべき事態になっています。5月8日午後、チベット人に対する民族自決権及び人権蹂躙の最高責任者・中華人民共和国国家主席・胡錦濤が北京五輪強行のための地ならし為、我らが母校で学生に演説を行い、早稲田を政治的に利用しようとしています。
4月16日、上海紙「解放日報」(電子版)が伝えたところによると、胡主席は5月6日訪日の予定で、同8日、早稲田大学で開かれる日中青少年友好交流年の式典に福田首相と出席。その後、両首脳が卓球で汗を流すことが予定されているそうです。
当方の質問に対し大学広報課窓口では、「国賓待遇なので申し出を受けた」などと言っています。
在野反骨の批判精神、「学の独立」の建学の理想はどこへ行ったのでしょうか。このままでは早稲田大学は世界人道への敵対者=中国共産党政府に阿り利用された「客寄せパンダ」として失笑を買い、日本の未来や国際社会に大きな負い目を負うことになります。OB個々においても然りです。
母校の名誉を守るために今こそ明確な意志表示が必要です。
そこで早稲田にも胡錦濤を歓迎しないOBが居ることを示す為、「中国政府によるチベット人虐殺・人権弾圧に抗議する早大OBの会」を結成し、白井克彦総長に下記の「声明」を提出、各方面に参考送付しようと思います。
諸先生方におかれましては、是非、ご賛同いただきたく、お願い申し上げます。
呼び掛け人
高池勝彦(昭和41年第一法学部卒、弁護士)、南丘喜八郎(昭和44年第一政経学部卒、「月刊日本」主幹)、水島総(昭和47年第一文学部卒、!)日本文化チャンネル桜代表取締役)、小田内陽太(昭和61年政経学部卒、会社員)卒業年順。ほか。
「声明」(案)
私たち早稲田大学OBは、中国共産党政府によるチベット人虐殺・人権弾圧に強く抗議し、真相の究明とチベットにおける自由の回復を求めます。
母校久遠の理想とOBの社会的な名誉を守るため、「日中青少年友好交流年式典」への会場提供と胡錦濤国家主席の来学を辞退するよう白井克彦総長をはじめ早稲田大学当局に要請します。 中国政府によるチベット人虐殺・人権弾圧に抗議する早大OBの会
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1807 早大OBが胡錦濤招待に抗議 宮崎正弘

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