1892 北が短距離ミサイル三発を発射　古沢襄

韓国のネット情報で金正日死亡説が流れた報復ではないと思うが、北朝鮮は３０日、黄海から短距離ミサイル三発を発射した。このミサイルは旧ソ連製のスティックス対艦ミサイル（射程距離４６キロ）とみられる。
韓国の朝鮮日報は、三発のミサイルのうち一発は着弾地点に到達しなかったとみている。いずれにしても同種の短距離ミサイルは、二ヶ月前の３月２８日に発射したばかり。単なる通常演習とは考えにくい。何らかの政治的思惑があるミサイル発射と思っていい。
＜【ソウル３１日共同】３１日付の韓国有力紙、東亜日報は、同国政府筋の話として、北朝鮮が３０日午後０時半（日本時間同）ごろ、同国南西部の黄海南道沖の黄海で、短距離ミサイル１発を発射したと報じた。聯合ニュースは、ミサイルは３発で、中西部の平安南道沖に配備された艦艇から陸地に向けて発射されたと伝えた。事実なら北朝鮮のミサイル発射は、３月２８日の短距離ミサイルを発射して以来。＞
＜北朝鮮が30日午前、西海（黄海）上で艦対艦短距離ミサイル3発を発射したことが分かった。聯合ニュースは31日、政府消息筋の話を引用し、「北朝鮮が30日午前、平安南道甑山付近の西海上で艦対艦短距離ミサイル3発を発射した。このうち一部は着弾地点に到達しなかったようだ」と報じた。
北朝鮮によるミサイル発射は今年3月28日、同じく西海上でスティックス艦対艦ミサイル3発を発射して以来、2カ月ぶりだ。（朝鮮日報）＞
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