秋田県の日とは8月29日。初めて秋田県の名称が使われた日が太陽暦で1871年のこの日となるところから1965(昭和40)年に制定された(加藤迪男編「366日の話題事典」東京堂出版 1999年12月10日再版)。
8月29日が秋田県の日!?。秋田では誰も知らない。折角制定したのに秋田県庁のホームページにも記述を捜せない。制定してみたところで何にもならないことに拘ること、役人は度し難い。
8月29日はむしろ「8」と「29」と「焼き」「肉」の語呂合わせから焼肉店の提唱した「焼肉の日」と言った方が支持者は多いだろう。
また文化財保護法が1950(昭和25)年のこの日に制定されて翌年からこの日を記念して文化財保護を呼びかける日として制定されたから関係者には定着しているかも知れない。
女性は色白で美人が多く秋田美人として有名である。とはいえ2007年現在少子高齢化による人口減が全都道府県中、最も進んでいる。
人口減とは男女共だから美人の再生産が容易でなくなる事だ。秋田美人(あきたびじん)とは、秋田県出身の美女を指す。京美人、博多美人と並び、日本三大美人といわれる。
絶世の美女とたたえられる小野小町は湯沢市小野出生と伝えられており、秋田県ゆかりのものの多くに「こまち」の名が付けられている[1]。
その背景を探ろうとした秋田県湯沢市の医師杉本元祐の調査によると、皮膚色調の白色度が、日本人平均が約22%なのに対し、秋田県では約30%であり、西欧白色人種の約40%に近かったという。
なお秋田県は古くから対馬暖流やリマン寒流の影響を受けやすいために冬季には雪がかなり多く降り積もり[2]、水も豊富で良質なため肌にいい酒が出来るという[3]。また厳しい冬の寒さをこらえるために無口になり、おしとやかに見えるようになったとも言われている。
日照時間の少なさや春季から秋季にかけてのおだやかな気候の影響もあろう。また、秋田は過去から大陸の貿易を行っていた為、白人の系統の血が秋田の地に流れ込み、その特徴によく挙げられる「白い肌」の発祥に繋がったという説もある。
ヒトのDNAに感染するJCウイルスのタイプが欧州で見られるタイプが多い事との研究結果もその裏づけとされる。ただ、ヒトのDNAおよび骨格の特徴から、特に日本の他の地域と比してコーカソイドとの共通点が多いということはないので、これは俗説と言える。
他にも、秋田美人の産地とされる場所は県南の玉川~雄物川流域であることから、玉川に流れ込む玉川温泉の、極めて高い酸性の水が美白に一役買っているとの説がある。
一方で、秋田美人の言葉のイメージが先行してか、秋田美人の特徴を持って居なくとも、秋田出身という事だけで、秋田美人と形容されることも多い。桜田淳子美人説に秋田男性は反発したものだ。
茨城県で自虐ネタとして伝わる俗説では、関ヶ原の戦いで秋田に転封となった佐竹氏が、腹いせに領内の美人を全員秋田に連れて行ったという。
その後、水戸に入府した徳川頼房が佐竹氏に抗議したところ、秋田領内の美しくない女性を全員水戸に送りつけたという[4]。その為、秋田の女性は美人で、水戸の女性はそうでない人ばかりだという。
ちなみに秋田県では、佐竹氏が、連れて来たのは「ハタハタ」という魚となっている話が伝わっている[5]。
脚注
(1)史料上は出生地は不明である。
(2)ただし一般的に抱くイメージとしては。しかし実際は秋田県以上に雪が更に多く降り積もる県(地域)も少なからず存在する(例・岩手県、新潟県、長野県、岐阜県等の一部地域)。
(3)前述のとおり秋田県は新潟県と並ぶ「世界有数の豪雪地帯」としても知られる。
(4)もちろんそのような人為的な大量の人口移動が歴史的事実ではないことは言うまでもない。
(5)こちらは佐竹氏が移封されてきた年に大漁となった記録がある。もちろん、実際に魚が移動したわけでは無い。
米どころであり、酒どころである。日本酒の消費量が多い。酒の飲み過ぎに加えて、雪国のため保存食である漬け物などの塩分過多が加わり、脳卒中などの生活習慣病での死亡率も高くなっている。
「きりたんぽ」は、もともと県北部の食文化であるが、現在は秋田の代名詞として有名となり、全県で食べられるようになった。きりたんぽ鍋の出汁の多くは比内地鶏(天然記念物比内鶏の改良品種)で取っている。
それも2008年には偽物騒ぎで評判を落としたばかり。
魚はハタハタを大量に消費し、一時は絶滅寸前まで追い込んだが、禁漁や漁獲制限などを経て現在では資源が回復しつつあり、再び食卓に並ぶようになった。
ハタハタの卵をブリコという。また、ハタハタの魚醤を「しょっつる」(塩汁)といい、鍋料理が有名。ハタハタをすしにした鰰寿司も祝の席などで食べられている。
他に、とんぶりやじゅんさいなどの珍しい野菜も食べられている。ひきわり納豆の消費も多い。
「だまこもち」県中央地域の料理。半殺しの米飯を手で丸めながら鶏鍋に放り込んでから食べる。一夜明けて冷えただまこもちを焼いて食べるのが言いと言う客は結構多い。
秋田の祭り
なまはげ(男鹿市)
竿燈(秋田市)
かまくら(仙北地方)
アメッコ市(大館市)
犬っこまつり(湯沢市)
七夕絵どうろうまつり(湯沢市)
七夕まつり(能代市)
西馬音内の盆踊(羽後町)(日本三大盆踊りの一)
花輪ばやし(鹿角市)
毛馬内の盆踊(鹿角市)
刈和野の大綱引き(大仙市)
梵天まつり(県内各地)
土崎港曳山まつり(秋田市)
全国花火競技大会(大仙市)全国一
角館のお祭り(仙北市)
六郷のカマクラ行事(重要無形民俗文化財)
ドンパン祭り(大仙市)
へそまつり(秋田市)
参考:「ウィキペディア」
杜父魚ブログの全記事・索引リスト(8月14日現在2161本)
2201 誰も知らない秋田県の日 渡部亮次郎

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