2221 地方県連に麻生支持の動き 古沢襄

自民党の総裁選挙は衆参両院議員と47都道府県連幹部(各三票)による選出となる見通しだが、福岡など22県の幹事長らが麻生太郎幹事長を支持していることが分かった。共同通信社のアンケート調査による。
25都道県は、まだ態度を明らかにしていないが、麻生氏が後継総裁の大本命として地方県連に浸透している模様だ。
<共同通信社は2日、自民党総裁選について全国47都道府県連幹部に緊急アンケートを実施。福岡など22府県の幹事長らが、福田康夫首相(党総裁)の後継として麻生太郎幹事長を支持すると回答した。一方「まだ、顔触れが出そろっていない」(三重)などと、全体の半数を超える25都道県が、未定か無回答と、模様眺めの構えをとっている。
現役幹事長という党要職を務め、2007年9月の総裁選でも健闘した麻生氏の知名度が、地方組織にも広く浸透していることが示された。
ただ、麻生氏を一番手に挙げながらも「衆院選を考えれば、小池百合子元防衛相、野田聖子消費者行政担当相の両女性議員もいい」(滋賀)と、別の候補に言及するケースも複数あった。
麻生氏支持の理由については「経済問題をずっと論議し続けている」(茨城)、「重要閣僚、党3役を歴任し、すべての面に精通している」(山口)などが挙がった。
総裁選の在り方では、41都道府県から党員・党友が広く参加する「総裁公選」を求める声が出ており、東京、神奈川、群馬、三重はすでに、独自に予備選を行う方針を固めている。(共同)>
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