大麻取締法違反で逮捕された元若ノ鵬(20)の身勝手な行動に、母国ロシアの母ベラさんが激怒。電話で「ロシアの恥だから、早く帰ってきなさい」と雷を落とされた。厳格なお母さんに怒られて若ノ鵬は意気消沈しているそうです。
■「おまえのようなやつがいるから世の中が悪くなる」
この夏、佐賀県であったお話。午前3時ごろ、コンビニにナイフを持った強盗が入りました。
仕事をしていた女性二人のうちの一人(51才)が、お金を取り
に行く振りをして、キッチンの包丁を取り出し、
「おまえのようなやつがいるから世の中が悪くなる」
と一喝。男はあわてて逃げ出しました。おばさんは後で「身勝手な行動は許せません」と話したそうです。
■「土光さん、しっかりーっ!」(土光臨調)
これは国鉄分割民営化をやった時のお話。浅草のおかみさん達が下谷(したや)公会堂に約5千人を集めて、土光さんを励ます会をやりました。
どちらかというとシャイなところのある土光さんは、「えぇ? おかみさんから激励されるのか」と言われ躊躇(ちゅうちょ)していました。しかし瀬島龍三さんに促され参加しました。
会場に着いたらものすごい熱気で大声援。演壇後、土光さんと握手したいおかみさんが並んでいました。手には”目刺し”を一杯に入れた袋がありました。其の後には金一封(1~2千円)を持ったおかみさん達が続きました。土光経団連名誉会長90歳のころ。
*土光臨調
第2次臨時行政調査会。行財政改革を目的に1981年3月~83年3月の間設けられた首相諮問機関。土光敏夫経団連名誉会長が会長を務めたことから、「土光臨調」と呼ばれる。
■「子どもが、結構な物をいただきまして。。」
これは日本がまだ占領下の時のお話。ある朝、新鮮な野菜を一杯持ったおばさんが駐留軍部隊を訪ねて来ました。物売りかと思った兵士が尋問すると、おばさんが言いました。
「昨日子どもが沢山のお菓子(いわゆるチュウインガムやチョコレート)を頂いた御礼です。みなさんで食べて下さい」
と持ってきたのでした。これを聞いた司令官はびっくり仰天。この国は将来大変な国になると感心したそうです。
■法律万能は経費がかかる
昨今、「勝てば官軍」とか「やり得」とか、「法律に触れなければ何をやってもよい」とか「捕まるまでにしっかり稼げ」とか「政治家に手を回してあるから大丈夫だ」とか色々耳にすることが多くなりました。
ロシアのお母さんが、「恥」という言葉を知っていたかは別として、“何か”心に響くお話でした。
*「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 -ハンディキャップ国家論
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200
*防衛省OB太田述正ブログ
「アングロサクソン文明と軍事研究」
http://blog.ohtan.net/
お勧めサイト
・「米軍志願して生き返る 加藤喬」 杜父魚(かじか)文庫ブログ
http://blog.kajika.net/?eid=880539
・「国民自重の心」小泉信三
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/470460/
杜父魚ブログの全記事・索引リスト(10月1日現在2358本)
コメント