昨年は後半、米国の金融危機に発した混乱が世界中に伝播しました。これは米国が主導してきた「グローバリゼーション(米国化)」が進んできたため、各国がもっていた歯止めも障壁もなくなってきている証(あかし)でありましょう。
■連鎖のスピード化
流石の中国も予定通りオリンピックの終了と共に下りに向かい始めました。この金融危機に際して比較的軽微と思われていた我国も次々と影響が現れ始めました。
そして追い討ちをかけてきたのが思わぬ円高で、輸出に賭けていた産業に襲い掛かりました。内需の掘り起こしを怠っていた為、将に袋小路に迷い込んだような様相を帯びてきました。
またそれに輪を掛けたのが政治です。自民党も思いのほか麻生さんに人気が無く足の引っ張り合いを続けております。渡部喜美元行革担当大臣の民主党提出解散決議案「賛成」は、まったく世間の様子を知らぬ呑気な反乱でした。
世界は自分の国のことで精一杯です。まさにこれからは、弱肉強食的外交も登場してくるに違いありません。我国においても其の覚悟が必要でありましょう。
■不況に強い反日屋
郵政選挙、そして安倍首相の突然の辞任辺りから、所謂保守・民族派の退潮が見られるようになりました。其の間隙を縫って反日左翼勢力が巻き返してきました。それが「国籍法の改悪」でした。
我国の左翼の特徴は「反日」と反日外国勢力と結びつくことでありましょう。日本の左翼は公務員に基盤を持っておりますから、不況でも潤沢な資金を持っております。神奈川県日教組の2002年の資金残高は30億円にも上っておりました。
*消えた30億円http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/848745/
■国内を固めよ!
日本は守らなければなりません。外からだけではなく内の「第五列」にも目をやることも必要でしょう。
昨年の終わり頃より、テレビのゴールデンタイムにパチンコのCMが登場しだしました。これなどは今年2月、在日韓国民団の要請を受けた韓国大統領が、小沢民主党代表にテレビCMの規制緩和を要望した結果であります。パチンコの景品交換業は、最初戦争未亡人に許可されたものでした。象徴的な出来事です。警察がだめなら税務署の方よろしくお願いします。
*在日特権を許さない市民の会http://www.zaitokukai.com/
混沌とした年明けになりましたが、本年も微力ながらがんばります。よろしくお願いします!
*「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 -ハンディキャップ国家論
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200
お勧めサイト
・「国連はマッチポンプ 平井修一」杜父魚(かじか)文庫ブログ
http://blog.kajika.net/?cid=43324
・「国民自重の心」小泉信三
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/470460/
・*防衛省OB太田述正ブログ「日本帝国の歴史二題 」
http://blog.ohtan.net/archives/51312110.html
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