VIS・TA [名]（プログレッシブ英和中辞典より）
1 ((文))展望, 眺望, （狭く長い通りなどを通して見た）見通し, 見通した景色；見通しのきく街路［並木道］. =>VIEW[類語]
2 （過去の）回想；（未来の）予想, 見通し, 展望；（広大な）知的展望
・ His researches have opened up new vistas.彼の研究は新しい展望を切り開いた.
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本当にそうなのかは別としまして、何もかもが見通しの立たぬ混沌とした状況が出現しつつあるようです。経済の混乱に端を発し、政治に波及し民心にも影響を与えております。
■世相
米国だけのことかと思っていた、タクシー運転手を後ろから襲う事件は、いよいよ日本もかと知らしめることにもなりました。親が子供を殺し、子供が親の寝こみを襲う。先生が生徒に手を付け、生徒が先生を罵倒する。幕末や明治期に日本へ来た西洋人が驚いた日本の良俗も“ぶっこわれ”てしまったのでしょうか。
テレビをつければ、ヨシモトお笑い芸人が溢れ一日中遊んでおります。また新聞には某新興宗教団体の広告が、不必要と思われる位の大きい活字で現れ始めております。仏様の御利益（ごりやく）も活字の大小に比例するのでしょうか。神さま仏さま広告主様。
■テレビ番組の知能指数
中国関連の政治評論家青木直人さんが、テレビに出ない理由を語っておりました。なんとテレビの番組製作者が「中学生程度にわかるに話してくれ」と要請したのでした。これではまともな仕事ができないと判断したそうです。
また、振込み詐欺があれだけ世間で騒がれていながら、一向に被害が減らない訳は、今のじいちゃん、ばあちゃんはテレビも新聞も見なくなったからだとの噂もあります。また、これはきっと冗談なんでしょうが、宮崎正弘さんが、今年は朝日新聞がなくなるでしょうと笑っておられました。
＊資料：米中同盟の敵は日本？（加瀬英明・宮崎正弘・日下公人・青木直人・西部進・西尾幹二出演。１－１４号のうち9号以降が興味深いです。桃）
http://jp.youtube.com/watch?v=OE2K1mOleNg&feature=channel
■さぁ！解散だ、選挙だ！
政治は儲かる。選挙こそマスコミ向け公共事業です。コイズミ政権の登場より、日本も本格的にテレポリティクスに突入しました。今後選挙を行うごとに大量の資金がマスコミに投入されるでしょう。
政府がやった「タウンミーティング」も広告代理店に“丸投げ”のものでした。政界は「世論に聞く」より「世論をお金で作る」時代になってきております。私達国民は、余程しっかりしないと情報の洪水に流されていくことになるでしょう。透徹した洞察力が必要
です。頑張りましょう！
＊自民党がすがる「テレポリティクス」（政治アナリスト 花岡 信昭氏 2008年9月11日）
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/y/125/
＊「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 －ハンディキャップ国家論
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200
お勧めサイト
・「ドン・オーバードーファーの分析 古沢襄」杜父魚（かじか）文庫ブログ
http://blog.kajika.net/?cid=43321
・「国民自重の心」小泉信三
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/470460/
・＊防衛省OB太田述正ブログ 「日本帝国の歴史二題 」
http://blog.ohtan.net/archives/51312110.html
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