小さなニュースだが「三月解散、四月総選挙の可能性は?」で予測した本予算成立後、大型の第一補正を麻生首相が考えていることが、山口俊一首相補佐官の発言で明らかになった。読売新聞が伝えた。五月に補正を組むという。
補正予算は通常国会中に閣議決定し、ただちに国会に提出することになろう。その効果が出るにはタイムラグがあろうが、当面の景気回復策はこれで出揃うことになる。
<山口俊一首相補佐官は31日、徳島市内で開いた自身の政治資金パーティーで講演し、麻生首相が2009年度補正予算案の編成を検討していることを明らかにした。
山口氏は「首相は、『5月ぐらいに(景気が)下げ止まったら、地方を中心に光が見える時が来てほしい。その状況を見て新たに(09年度)補正予算を組みたい』と話していた」と指摘。
講演後、記者団に、「09年度補正予算案を提出したら、それをもって首相は解散を考えるのではないか」と述べた。
首相は1月、09年度予算成立後の追加景気対策について「あり得る」と述べ、09年度予算に続いて補正予算を今国会中に編成する可能性に言及していた。(読売)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト
コメント