2862 現代版バベルの塔の崩壊? 宮崎正弘

中国バブル崩壊の象徴か。中国テレビ新築本社炎上す。元宵節、ドラゴンのたたり? 北京のランドマーク全焼は何の前触れか。
ジム・ロジャースの予測を思いだした。『中国の時代』のなかで、ジムは予言した。「中国の繁栄が始まった。しかしそれは開始と同時に終わるかも知れない」。
9日、爆竹の火が中国テレビ(国営中国中央電視台、CCTV)の屋上に燃え移り、あのランドマークが全焼したのである。
北京五輪に間に合わせようと突貫工事だった。五輪直前にも、その偉容をみた。小生の定宿「京倫ホテル」に近いので、よくタクシーで脇を通った。
五輪後、工事は再開され、ちかくマンダリンホテルも入居予定だった。
このビルはお台場のフジテレビよりも奇形、中華の伝統からみると偉容なデザインで、しかし北京っ子の自慢となる筈だった。
まさに現代版、バベルの塔の崩壊?
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