2933 アルメニア便り 山田みどり

先週アルメニアに行きました。93年以来15年ぶりです、街の様子は表向きモスクワのような大きな変化は感じられません。
表通りは昔の石作りの頑健な建物をそのまま残しているため、あまり変化に気付かないのでしょう。一方で新しいホテルなどもできています。裏通りでは新しいアパートも見られました。
93年に行きましたときは、皆食べるのに困り、古い家具や食器など買つてくれとあちこちで言われました。今回はそれはなく、全体に経済的にも落ち着いています。
ロシアで今大きく影響している世界同時不況が、アルメニアではあまり影響ないとのことです。ホテルも一流で100$以下、物価も安く300$もあれば十分生活できるそうです。
日程がハードでしたので、あちこち見ることはできませんでしたが、どこへ行つても必ず行く市場では、冬のシーズンでしたので、干し果物程度しか有りませんでした。でもスーパーは外国製品など豊富です。
衣料品もフランス、イタリアなどのメーカーが、市の中心部に店を出していて、ウインドウには洒落たデザインの洋服が飾られておりました。値段など見たかつたのですが残念ながら立ち寄る時間がありませんでした。
アルメニアは1000メートルの高地に属していますから、大陸性の気候で冬はマイナス20度、夏は40度以上になる温度差の激しいところです。
教会など含めほとんどが石作りの建物ですから、街全体が重厚な感じを受けます。アララツト山はバイブルにある「ノアの方舟」が大洪水によりたどり着いた山で有名ですが、そのせいか、2世紀位の手書きのバイブルなど古書が多いです。
それを今、盛んに修復する動きがあるのですが、紙が無いので苦労しています。2003年に日本から援助されたようですが、すでにその紙を使い切ったといいます。
まだ17000冊はが、手つかずだといいます。教会のなかの美術館に保存されておりますが、私の様な旅行者でも一冊一冊手で触ることができます。
アルメニアは世界で最古のキリスト教国。ですから国内の至るところに教会があります。驚いたことにスポーツでは、人口比ではオリンピックのメタルの数が世界一だと自慢していました。どういう計算になるのかな?
しかし隣国のアルゼバイジャン、トルコなどとは、長年の小さな土地の奪い合いで、常に小競り合いが繰り返されております。
モスクワで有名なアルメニア産コニヤックの「アララツト」をホテルで見つけました。お酒が飲めないので、猫に小判でしたが・・・。(在モスクワ)
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