2965 小沢第一秘書の逮捕で民主党に激震 古沢襄

<西松建設のOBが代表をしていた政治団体の違法献金問題で、東京地検特捜部は3日、同社の資金と知りながら多額の企業献金を違法に受け取っていた疑いが強まったとして、小沢一郎民主党代表の政治団体の会計担当者を強制捜査する方針を固めた。政治団体を隠れみのにした政界工作の全容解明を進める。西松側政治団体は「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」で、ともに06年に解散。(共同)
朝日新聞の夕刊スクープ。共同はじめ各社は追いかけ取材となった。西松建設の違法献金問題はいずれ政界に波及すると予想されていたが、総選挙の前に東京地検が着手するとは考え難かった。それだけに民主党が受けたショックは深刻である。
やはり四月解散、五月総選挙の可能性が薄れ、八月総選挙の可能性の方が強いという見方を検察がとったのであろう。選挙が終わるのを待っていたら証拠隠滅の可能性がある。
小沢代表の個人事務所に東京地検のを家宅捜索が入り、小沢氏の大久保隆規第一秘書が逮捕されるなど検察の動きは急ピッチなものがある。民主党にとっては晴天の霹靂というところであろう。
世論調査で40%以上の支持率を得ていた小沢氏もピンチに立った。自民党が麻生氏では選挙ができないと声があがっている様に、民主党の若手から小沢氏では持たないと危惧する声が出ている。
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