3037 人格者やーい! 平井修一

小沢一郎は参議院を牛耳ると安倍をいびり殺し、次いで福田をいたぶり殺した。品性をかなぐり捨てた、陰湿なイジメである。「参議院選挙は直近の民意である、頭が高い、控えおろう」と大層偉そうにしていた。
「だから衆院での再可決は許されない」などと言っていたが、小沢の親父さんは当事者として4回、衆院で再可決をして法案を通している。親父に恥をかかせるようなことは言わないことだ。天に唾することになる。
その尊大で人を見下したような態度をとったことのしっぺ返しを一郎は今、受けている。安倍と福田の恨みが怨霊になって一郎の枕元にうろついているのだ。
小沢を「人格者」(人間として尊敬されるべき品格のある人)と評した人は多分皆無だろう。もっとも日本から人格者はほとんど消えてしまったから、政界にそれを求めるのはないものねだりだろう。
小生は自身を「反逆者」「謀反人」「策謀家」「口舌家」などと思い、どうしても「捕まる人」と思っている。どう間違っても「人格者」ではないから、小沢を非難する資格なんぞあるわけはないが、それにしても風格のある政治家がいなくなったものである。皆、笑っちゃうくらい軽い。年年歳歳、我が財布の如く軽くなる。(総理では中曽根あたりが最期か?)
広辞林によれば「人格者:立派な品性を備えた人」とある。品性とは人柄、人品である。修身(道徳教育)で教えないものだから日本人から日々消えていって、人間はやがてサルの群になるというのが小生の見方だ。小生は「ややサル」、愚息は「かなりサル」で、日本中がこんな体たらくである。サルの惑星・・・
人格者をイメージする四文字熟語にはこんなのがある。まるでお経だ。
謹厳実直、清廉潔白、志操堅固、一意専心、一所懸命、一騎当千、知行合一、威風堂々、隠忍自重、泰然自若、温厚篤実、外柔内剛、熟慮断行、苦学力行、勇猛果敢、虚心坦懐、公平無私、刻苦勉励、不撓不屈、質実剛健、率先垂範、自由闊達、首尾一貫、深謀遠慮、
誠心誠意、正々堂々、清濁併呑、奮励努力、切磋琢磨、博学多才、百戦錬磨、沈思黙考、初志貫徹、品行方正、不惜身命、粉骨砕身、臨機応変、明鏡止水、明朗闊達、滅私奉公、用意周到、艱難辛苦、理路整然。
このひとつでも我がものにしたいものである。逆に人格者とはとてもいえないのが、以下のような人物である。
阿諛追従、唯々諾々、付和雷同、優柔不断、意志薄弱、一獲千金、因循姑息、軽挙妄動、右顧左眄、狐疑逡巡、曲学阿世、空理空論、軽挙妄動、軽佻浮薄、傲岸不遜、厚顔無恥、遅疑逡巡、巧言令色、枝葉末節、私利私欲、支離滅裂、卑怯千万、浅学非才、直情径行、党利党略、無為無策、面従腹背、有名無実、羊頭狗肉、乱臣賊子、竜頭蛇尾。
我が身に照らすとほとんど思い当たる節があるなあ。現代で人格者と呼ばれるのは奇跡のようなものである。
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