先週に続いてマスコミ各社の世論調査が行われている。そのトップを切って読売新聞が「首相にふさわしい人」について14日(土)と15日(日)に面接方式で全国調査を実施した。面接方式は、最近多用されている電話方式よりも確度が高いとされている。
小泉元首相がトップなのは変わらないが、各社調査でも二位につけていた民主党の小沢代表が、西松建設の違法献金のあおりを受けて、五位に転落。二位には桝添厚生労働相、三位には民主党の岡田副代表(前回は一〇位)、四位は石原伸晃幹事長代理がつけた。
哀れをとどめたのは前回に四位だった麻生首相が八位に転落したことである。世論調査でみるかぎり麻生VS小沢の選挙対決は予想できない。桝添VS岡田の選挙対決を国民が期待していることになる。
面白いのは世論調査がどうであれ、民主党には麻生首相の続投を望む声が高く、自民党には小沢代表の方が選挙をやり安いとみる向きが多数となっている点だ。転落の詩集となった麻生VS小沢となると投票率が戦後最低を記録すると読む筋もある。
そうなると組織力がある共産党が意外な結果を獲得するとの見方もある。麻生、小沢続投を一番望んでいるのは共産党なのかもしれない。
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3045 哀れ!転落の詩集 古沢襄
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