お代官様・小沢一郎が越後屋・西松から賄賂を貰って越後屋・西松へ便宜を図ったのだから、小生のような普通の国民からすれば典型的な贈収賄・ゼネコン利権事件である。
この金脈まみれの小沢が民主党代表に居すわるとは、民主党は政権を担う能力のなさをPRしているようなものである。「もの言えばくちびる寒し」でトップに反論できない、自由な意見表明もできない、こういうのを独裁政治という。
イエスと言うか沈黙する自由しかなく、そのうち北や中共のように沈黙する自由もなくなり「マンセー」と言って拍手する自由しかなくなる。党内の反乱を押さえ込む鳩菅はナチスのSS(親衛隊)の幹部のようだ。SSのモットーは「忠誠こそ我が名誉」だった。
小沢は24日の「居座り」記者会見で「40年になろうとする政治生活だが、代表の地位や、総理のポストに何の思いもない。議会制民主主義を定着させる。これが自民党離党以来の信念」と語ったが、党内民主主義もないくせに議会制民主主義とは笑止千万である。
ヒトラーがSSの暴力で党内外を制圧し、世界大恐慌の最中、国民の不安をあおってユダヤ人への憎悪へ転化し、合法的に選挙に勝ち、そしてヒトラー独裁国家へ至ったことを我々は思い出さなければならない。
およそ民主主義国家の大政党で、党首選がなされないというのは党内民主主義の放棄であり、そういう政党が権力を握れば国民の民主主義を完璧に排除するだろう。プーチン帝国を見よ。民主主義は建前でしかない。SSを使って反対派を殲滅するのである。
勝つためには社民党、共産党、連合・自治労のようなマルクス屋とも手を握る小沢・民主党は、ドイツ共産党とも提携したヒトラー・ナチスとそっくりである。ドイツ国会議事堂は放火された。大磯の旧吉田邸は消失した。世界不況である。多極化している。小沢とヒトラー台頭の時代背景は似ているのである。
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