3078 北朝鮮が女性記者の身辺安全を保証 古沢襄

韓国の聯合ニュースがワシントンから伝えたところによると、米国務省のウッド報道官代行が24日、米国籍のユナ・リー記者とローラ・リン記者の二人は身の安全が保証されていると明らかにした。
米国は北朝鮮の間に国交が樹立されていない。このため平壌にあるスウェーデン大使館を介して折衝を行っている。韓国の一部メディアが伝えている両記者に対するスパイ容疑については「そうした嫌疑を確実に承知している」としながらも、質問に対するそれ以上の言及は避けている。
<【ワシントン24日聯合ニュース】北朝鮮が拘束している米国籍女性記者2人の身辺安全を保証する意向を米政府に伝えたもようだ。米国務省のウッド報道官代行が24日の定例会見で、北朝鮮側が韓国系米国人のユナ・リー記者と中国系米国人のローラ・リン記者をきちんと待遇することを保証したと明らかにした。
ウッド報道官代行はまた、米国は、スウェーデン政府が記者2人に対する領事的アクセス権を駐北朝鮮スウェーデン大使館を通じ提供されなければならないと公式に要請していると説明した。北朝鮮と正式な外交関係がない米国は、平壌にあるスウェーデン大使館を介し自国の立場を北朝鮮に伝えてきた。
一方、北朝鮮が2人を拘束後、スパイ容疑で尋問しているとする韓国の一部メディアの報道と関連しては「そうした嫌疑を確実に承知している」としながらも、嫌疑事実が実際に適用されたのかを問う質問には具体的な回答を避けた。
北朝鮮は先週末、豆満江付近で取材していた記者2人を拘束した事実を正式に確認、朝鮮中央通信を通じ「該当機関で調査中」と伝えた。(聯合)>
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