イラク再開発油田に、いつのまにか中国が利権を確保へ。キルクーク大油田開発をロイヤル・ダッチ・シェルと組んで・・・。
水面下からぬぅーと顔をだしたら、なぜか欧米メジャーと一緒に気味悪きドラゴンの顔。
イラクは現在、日量240万バーレルの石油を生産している。その多くを輸出し外貨を稼いで復興資金にあてている。三年以内にイラクの生産能力は一日400万バーレルに回復するだろうと予想される。
サダム・フセイン独裁政権末期、中国はバグダッドで協定を結び、いくつかの鉱区の開発利権を得ていた。サダム政権崩壊とともに、これら前政権との契約は反故となった。
ロイヤル・ダッチ・シェルはイラク最大の油田キルクークのおける大油田開発の乗り出す。そのパートナーが中国石油集団(ペトロチャイナ系列)になるだろうと表明した(14日、北京。ウォールストリートジャーナル)
イラクは70%までの外国資本の参入を認める方向。ロイヤルダッチシェルは、権利のある開発プロジェクトに、さらに中国から15%~20%の出資を仰ぎ、合弁形式としてリスクをヘッジする。
それにしても、なぜここに日本企業の名前がなく、中国なのか?
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