3212 日本よ、日本よ MoMotarou

それに輪をかけたのが「信牌(しんぱい)」貿易の成功であった。新井白石(あらいはくせき)はかつて明の「勘合符(かんごうふ)」とそっくりの信牌(しんぱい)という割符(わりふ)をもつ中国船にのみ貿易を許すという、立場逆転の手を使った。
信牌には日本年号を用い、相手は俗称「唐」で通し、清朝はその屈辱に耐えた。しかし、この日本人の気迫が幕末を救った。「国民の歴史」西尾幹二 p437(桃注:今で言うなら「円建て米国債(サムライ債)」でありましょう)
マーチの車検がきた。車屋さんに連絡を取ると、「もう14年目だから買い換えたほうがお得です。今なら廃車助成金25万円とエコ対策で合わせて30万円補助が国から出ます」と言われました。「待てば海路の日和(ひより)あり」でラッキーと思いました。が、買いたい車が無い!
■足下を見る
4月10日トヨタは転出していた元常務役員を呼び戻す異例の人事を行いました。やっと日本国内の市場に目を戻しました。この10年位は国内向けのまともな車は作っていません。
自動車業界は“前”の不況の時から輸出に力を入れておりました。日本は国内景気回復の政策的遅延により、輸出振興の為に円を売りドルを買う「円安」方針を採りました。結局なんだかんだで小泉政権時に40兆円の米国債を買い続けました。
ともかく「財政再建」の旗の下に、公共事業と田中派は「悪」でした。国内市場は立ち上がる助走もできませんでした。輸出できる企業は輸出に頼ります。人権費を抑える為に単純労働者の「派遣」が認められました。法律で「ピンハネ」が公認された訳です。
■地方(国内です)の疲弊
日本においては金融界の貸し渋りが一向に改善しません。また政府の「三位一体」政策で地方自治体の補助金は減らされる一方です。地方はその昔工場の誘致で働き口・税収を確保しました。しかし今回は、国内の地方よりも人件費の安い中国へ工場を持っていきました。
中国の人件費や製品が安いというのも、一つには「元」という通貨のレートを政策的に安くしてある為でもあります。
■金融機関救済策が変質
国内は不良資産を抱えた金融業界の救済のため、空前絶後の「零」金利の連続です。国内企業は危ないということで融資には消極的です。それを外国がただ同然で借りて「サラ金」に貸し、また安くなった日本の不動産や会社を買い捲(まく)りました。また「ファンド」をつくり、世界中で金儲けに突進しました。
■悪循環
その挙句がこの「サブプライム破綻」で、回りまわって、何も悪いことをした覚えが無いない日本国民にも皺(しわ)が寄ってきたのでありました。
日本の不景気がお金の余剰を生み、それに目をつけた外国資本が金融で儲け、住宅をサブプライムローンで建て、損をしたら「付け」を回して来たのでした。日本国民も踏んだり蹴ったりです。
■日本を捨てたJ・A・P・A・N
日本政府はたった1万2000円を配るのに半年も掛かりますが、パキスタンや外国にお金を渡すのは「アッ!」という間に決まります。財布が別なのでしょうか。
その昔は、「インターナショナル」が流行し、今は「グローバリゼーション」が席捲しております。
■日本人に優しい国
ナカソネさんやコイズミさんのように外国の偉い人にもてたい為に、外国へお金をばら撒く等は外交が下手な証拠です。麻生首相は真似をしてはいけません。
最近、日本政府や官庁は物言わぬ善良な日本人には冷たいです。いま高齢に達しているおじいちゃんやおばあちゃんは、敗戦日本をここまで復興させた功労者であります。大事にしないと罰(ばち)が当たるでしょう。(解決策:教育でしょう。躾(しつけ)がなってない。急がば回れ!)
 *「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 -ハンディキャップ国家論
  http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200 
 
 お勧めサイト
 ・杜父魚(かじか)文庫ブログ
  「日本は海のあるスイスだ!」の続編 古沢襄」
  http://blog.kajika.net/?eid=919332
  「ハングル新聞を創刊せよ hideおじさん」
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 ・「国民自重の心」小泉信三
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 ・「皇太子様への直言」西尾幹二
 http://www.youtube.com/watch?v=RK1IG7O8AGE&feature=channel_page
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