<民主党の渡部恒三最高顧問は27日、都内で開かれた次期衆院選候補の会合で、小沢代表の進退問題に関し、「私のもとに届く国民の声は、以前は『続けるべきだ』と『辞めるべきだ』が半々ぐらいだったが、最近は辞任を求める声が80%に増えた」と指摘した。
そのうえで、「小沢氏は『何よりも政権交代が大事だ』と言っており、自分が代表の座にいることが次の衆院選での政権交代のためにならないなら、選挙に勝つために最も良い決断を本人がしてくれると期待している」と述べ、小沢氏の自発的辞任に強い期待感を示した。
これに先立ち、渡部氏は国会内で鳩山幹事長と会談し、小沢氏の進退について意見交換。終了後、記者団に「こっちのエラーで麻生内閣の支持率が回復しつつある。これから命がけで(打開)しなければならない」と語った。(読売)>
さすが政界の水戸黄門、世間の風向きを知っている。風向きなんて、なんのその・・・向かい風を受けて、腰をかがめて小沢親分を守りながら突進する御仁も御座る。そうなると、対する麻生組はジリジリと後退しながら、小沢組の息切れを待つ。
さしづめ政界・夏の陣を漫画にすれば、こんな図になるのだろう。
一見すれば、麻生組に分がある平成河原の出入りだが、突然、小沢親分の気が変わって、新手の岡田親分に代替わりすれば、風向きが一気に変わる・・・麻生組にも、そんな不安がよぎる。頼みは小沢擁護の民主党武闘派、そんな声も麻生組からチラホラ洩れてくる。
それにしても名古屋市長選で河村たかし氏が大勝利をはくした割りに、風向きが変わる気配がみえない。すでにメデイアの一部は世論調査を実施したが、麻生内閣の支持率がジリジリと回復基調にあるという結果が揃って出ている。
この連休前後には大手マスコミの世論調査が出揃うだろう。どうやら渡部黄門様の見立が当たる気配濃厚なのだが・・・。
杜父魚ブログの全記事・索引リスト
3258 さすが政界の水戸黄門 古沢襄

コメント