<今月27日、韓悳洙(ハン・ドクス)駐米韓国大使(前首相)の歓迎レセプションが行われた、ワシントンのヘリテージ財団本部7階の宴会場。先月までソウルの米国大使館で国内政治部長を務めたヘンリー・ハガード氏が登壇し、韓国側の関係者たちに別れのあいさつを述べた。
ハガード氏のように、かつて韓国で勤務したり、韓国に関する業務を担当したりした米国の外交官たちが、相次いでイラクへの赴任を命じられている。かつて駐韓米国大使を務めたクリストファー・ヒル前国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、駐イラク大使への任命が米国議会上院で承認された直後の先週、イラクの首都バグダッドへ旅立った。
在韓米国大使館の国内政治部長や米国務省韓国課の北朝鮮担当主任を務めた韓国系のユリ・キム氏もまた、早ければ来月から、イラクの米国大使館へ赴任する見通しだ。
一方、国務省韓国課の韓国担当主任を務めたジム・ヘラー氏も昨年、イラクに駐留している米軍に派遣された。
このように、親韓派の外交官たちが相次いでイラクに赴任していることから、国務省周辺では「国務省の“コリア・スクール”がイラクへ移転した」というジョークもある。ワシントンのある外交消息筋は「最近、イラクへの赴任を命じられた親韓派の外交官たちは、韓半島(朝鮮半島)に関する業務を担当する中で能力を認められた人たちだ」と語った。(朝鮮日報)>
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3299 米コリア・スクールがイラクに移転? 古沢襄

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