3300 勝谷さんの「国防談義」 MoMotarou

■登場人物
田母神俊男:昭和23年、福島県。元危険人物・航空幕僚長。(大将)
松島悠佐:昭和14年、福岡県。陸上幕僚部防衛部長の時、海部総理に反抗した為に「二度と東京の地を踏ませない」と言われ中部方面総監で終るが、阪神大災時に災害救助を指揮。(中将)
川村純彦:昭和11年、鹿児島県。在米駐在武官、統幕学校副校長。(少将)
(勝谷誠彦:昭和35年、兵庫県。コラムニスト、元雑誌記者。うどん屋を東京でやっています。)
*三人の出演番組:「たかじん~」
 http://www.youtube.com/watch?feature=channel_page&hl=ja&v=jLh7mD3brUU
■とにかく制服組(現場)が悪い(桃注:可哀想なくらい。(「国(X暴)防論」p68より)
川村 あの守屋事件のときに、防衛省内で、自衛隊員の綱紀粛正を徹底しろという話になったんですよね。
田母神 そう、隊員に見せるためと言って、啓発用のビデオをつくつたんです。
川村 ところが、そのビデオのなかでは、接待を受けているのは、なぜか制服組なんですよ (笑)。
田母神 二等陸佐が業者から接待を受ける話になっている。だから私は言いましたよ。「今問題になっているのは背広組の守屋じゃないか。啓発用のビデオを配るなら、内局だけにすればいい」と。
 
■「国防」とは、、、
昭和五十一年(1981)川村さんが駐米防衛駐在官だった時、衆議院安全保障特別委員会の方々が、欧州を回ってワシントンに来ました。氏がアナポリスにある海軍兵学校に案内しました。
訪れた大講堂の壁には、開校以来戦死した卒業生の名前が、ある文と一緒に彫られてありました。
その晩視察の「打ち上げ会」が行なわれました。席上,社会党の先生が感激した面持ちで、「今回の視察は大変勉強になりました。ソ連が攻めて来た時には,私も銃を取り,国民の生命・財産を守る為に戦場に駆けつけます」と言われました。
それを聞いた椎名素夫さん(自民)は彼に向って、「確かに良い事を言われたけれども、まだあなたは国防の基本が判かっておられませんね」といわれました。
更に、「生命と財産を守れば良いというものではありません。今日あなたはアナポリスで見たでしょう。あそこに彫ってありましたね」とも付け加えました。
「DEDICATED TO THOSE ALUMNI WHO WARE KILLED DURING THE WARS DEFENDING THE IDEALS OF THEIR NATION」(祖国の理想を守る為戦いで倒れし同窓生に捧ぐ)
■何を守る
田母神:「日本国の伝統文化そして国民の生命財産」
松島:「国体、及び生命財産」
川村:「日本の国柄或は国家の尊厳、生命財産」
■何から守るか
「それ侵そうとするあらゆる勢力」
■我国の国防思想力
巻末に近づいてきますと議論も哲学的にもなってきますね。本当に皆さん真剣なのには感激しました。三人とも一致していた事は、今の自衛隊の実力なら他国からの侵略より国を守ることができるというものでした。
周辺諸国の中には、謀略工作を以てその自衛隊の弱体化を狙っております。浜田防衛大臣は、日本共産党の質問に答えて、田母神氏の歴史教育を排除する事を約束しました。もう中国共産党も韓国もロシアも朝鮮も泣いて嬉んでおることでしょう。
 *「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 -ハンディキャップ国家論
  http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200 
 
 お勧めサイト
 ・杜父魚(かじか)文庫ブログ
  「改めて「マッカーサー憲法」 岩見隆夫」
  http://blog.kajika.net/?eid=950381
 ・「史上最大の派遣ー松島悠佐」
  http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200409ma-3/01.html
 ・「国民自重の心」小泉信三
  http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/470460/ 
 ・「皇太子様への直言」西尾幹二
 http://www.youtube.com/watch?v=RK1IG7O8AGE&feature=channel_page
 
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