3302 北と中共の偽札協力の闇 平井修一

(株)小森コーポレーション(本社東京、資本金377億円、小森善治社長)のサイトによると、同社は40年以上にわたり、常に国内唯一の紙幣印刷機メーカーとして、その製品開発を担ってきた。海外の紙幣印刷会社(官営/民営)にも輸出されているバンクノートシリーズは、KOMORI の技術力の象徴だ。
インド中央銀行、ナイジェリア造幣公社にも紙幣製造一貫プラントを納入している。中共へも納めている。
「エクスプロア上海」というサイトの「上海よろずビジネス情報交換」というページに気になる情報が載っていた。
<メカ好きの中国人はメカに銭を惜しみません。印刷機メーカーのハイデルベルグ社は早くから中国へ進出して大成功している。
日本製印刷機メーカーは沢山あります。三菱印刷機、小森印刷機、桜井印刷機、篠原印刷機、リョウビ印刷機、ハマダ印刷機など。
ハイデルベルグ社は世界シェア7割なんですよ。残りの3割を日本の印刷機メーカー同士で争っている。
最近では日本製印刷機の性能が良くなり売れ行きは好調だそうです。逆にハイデルベルグ社が押されている感じですね。
日本で一番人気は小森印刷機ですね。この機械は造幣局に納入されています。日本国が認めた高性能マシーンと言えますね。
ようするにお札にレインボー印刷が見事にできる機械なんですね。ハイデルベルグ社がライバルと認めた印刷機メーカーが小森印刷機です>
小森は上海、シンセン、香港に事業所を持っている。
中国東北部の北朝鮮との国境付近の印刷工場で製造されたとみられる偽「一万円札」が中国国内などで流通していることが5月5日、日米外交筋などの情報で明らかになった、と産経新聞2009.5.6が報じている。
<専門家は「透かしやホログラムもあり精巧。鑑別機でなければ真贋(しんがん)判断は難しい」と指摘・・・この偽札は東南アジアから紙幣鑑別機の開発・製造会社「松村テクノロジー」(東京都台東区)に郵送され、鑑定で偽物と判明した・・・
偽札は、中朝国境の中国側にあたる丹東や延吉などの組織が作製したものとみられる。製造工場は複数あり「カラーコピーしたようなレベルでなく、大組織が関与しないとできない精巧な作り」(同筋)という・・・
松村テクノロジーの松村喜秀社長の話 「この偽札は紙質もしっかりしており、普通の人が見ても判断できない。特に裏面はほぼ完璧で、現在はこの偽札がもとになり、さらに精巧な物ができている可能性がある」>(産経2009.5.6)
つまりはわが国の造幣局が使用している「KOMORI の技術力の象徴バンクノートシリーズ」でこの偽札は印刷されているはずだから、もう見分けがつくはずはないのだ。製紙機能もあるから透かしもお手の物。偽札どころかギャングどもは本物を印刷してしまったのだ。
そこには熟練の日本人技術者が働かされているだろう。
<北朝鮮による拉致被害者を調べている「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)は、失踪者の職業や経歴、失跡状況などを特徴ごとに整理した「マッピングリスト」を作成している。いずれも「拉致被害者」としては認定されていないが、北朝鮮に拉致されたとするならば、狙いをつけて“対象者”を絞り込んでいたという推論も成り立つ。リストが示す特徴からは、北朝鮮が進めてきた悪名高い「国家事業」とのつながりが浮かび上がっている・・・
オフセット技術者や印刷工、写真印刷技術者など印刷関係の特殊な技術を持っていたり、印刷会社に勤務していた失踪者は10人いる。大半は昭和40年代にこつ然と姿を消した。
外貨獲得のため、国家ぐるみで偽札製造にかかわってきたとされる北朝鮮。その偽札は5
0~60年代から流通し始めていた。その前に、世界的にも名高い日本の印刷技術を持つ人たちが消息を絶ったという事実は、何を意味するのか。
「使う目的は一つしかない。偽札づくりだ」
こう推測するのは、調査会の荒木代表だ。「行方不明になった時期と、偽札が流通し始めた時期に、時間的な整合性がある」と説明する>(産経2008.12.28)
中共は日本のガス田にストローを突っ込んでチューチュー資源を盗んでいるが、今度は堂々と北と手を結んで日本人の財布に手を突っ込んできたのである。刷ればするほど彼らは潤う。レーザー誘導地中貫通爆弾「バンカーバスター」で地下工場を破壊しなければ日本は確実に寄生虫の餌食なる。
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