共同通信社は日本のメデイアで唯一、北朝鮮の平壌に支局を開設している。情報鎖国のお国柄だから、取材活動に苦労がつきまとう。その平壌支局から、北朝鮮が第二回目の地下核実験を行った公式発表をキャッチしたと速報してきた。
国連安全保障理事会の制裁決議を無視した暴挙だが、懸念されるのは日本に照準を縛ったノドン・ミサイルに搭載する核爆弾の小型化が成功したか、どうかである。
近日中に行われるとみられるミサイル発射実験とともに、北朝鮮の軍事的な脅威はもはや座視できないところにきている。
<【平壌25日共同】北朝鮮は25日、国営朝鮮中央通信を通じ、06年10月9日に続き2回目の地下核実験を行ったと発表した。
実験場所は前回と同じ北東部とみられるが、核爆弾の個数、規模は不明。追加的な核実験をしないよう求めた国連安全保障理事会の制裁決議を無視した行動で、制裁の強化・拡大により北朝鮮包囲網づくりが進むのは確実だ。(共同)>
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