3424 黄海沿岸地域で弾薬増備の動き 古沢襄

黄海沿岸の北朝鮮軍は戦争モードに入った。関係の警備艇と海岸砲部隊では弾薬の増備がみられるという。聯合ニュースが伝えている。黄海という限定された地域での武力衝突になる可能性が出てきた。
<【ソウル1日聯合ニュース】北朝鮮軍が黄海艦隊司令部に属する部隊の警備艇と海岸砲部隊に、平時の2倍以上の実弾と砲弾を具備するよう指示したとの情報が入手されたようだと、ある政府筋が1日に明らかにした。
実際に黄海の海軍基地と海岸砲部隊では車両の動きが平時より多いことが分かっており、こうした情報と関連性があるかを情報当局が注視しているという。
黄海の警備艇と海岸砲部隊に対する弾薬備蓄指示という情報は、黄海での武力挑発の可能性を予告するひとつの兆候になり得るとの分析も出ている。
北朝鮮は今月末まで黄海の1カ所、7月末まで黄海・西韓湾2カ所などを航海禁止区域に設定したと伝えられている。政府関係者は、北朝鮮が黄海に航海禁止区域に設定したのは通常の軍事訓練レベルということもあるとしながらも、「情報当局は短距離ミサイル発射や武力挑発兆候の可能性もあると判断し、鋭意注視している」と述べた。
一方、先週、平壌近郊の兵器研究所から貨物列車に積まれ移動した大陸間弾道ミサイル(ICBM)は、平安北道鉄山郡東倉里の新ミサイル基地に向かったとされる。政府関係者も東倉里基地に向かったことを認めたが、この基地でまだ識別されていないとした。
北朝鮮が8年前から建設してきた東倉里基地には、10階建ての高さの発射台がある。咸鏡北道花台郡舞水端里のミサイル発射場より規模が大きいと把握されている。(聯合)>
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