3532 金正日総書記の病状が重篤な状態か 古沢襄

北京とソウルから共同電で北朝鮮国内で、金正雲氏後継の動きが高まっている模様を伝えている。このことは金正日総書記の病状がかなり重篤な状態におちいっている証拠なのかもしれない。
<【北京22日共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は22日、「強盛大国の扉の前に至った今日、わが軍隊と人民の精神力は、偉大な継承の歓喜で沸き返った1970年代のように一層力強く噴出している」とする長文の論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
「1970年代」の「偉大な継承」は、74年に金正日総書記が故金日成主席の後継者に内定したことを指す。70年代の「歓喜」の再現を強調することで、三男、金正雲氏との情報もある金総書記の後継体制構築が進んでいることを示唆したとも受け取れる。
論説はまた「世代を継いで革命の首脳部に対する絶対的な信頼は変わらず昇華されている。ここに偉大な継承による永久不滅の国の輝かしい未来がある」として「偉大な継承」の意義を指摘した。(共同)>
<【ソウル22日共同】韓国の民間運営の対北朝鮮ラジオ、開かれた北朝鮮放送は22日付のニュースレターで、北朝鮮各地の工場などで、金正日総書記の三男、正雲氏が後継者に決まったことを知らせる朝鮮労働党員の集会が開かれたと報じた。
北朝鮮内部の複数の消息筋の話として伝えた。ニュースレターによると、集会は今月11日から13日にかけて実施。翌日に同党員が正雲氏の後継者決定を周知したという。(共同)>
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