3546 文明としての武士道 MoMotarou

建国と文明とは、東洋をもって西洋の上に置く。山岡鉄舟
   
   全生庵 http://www.theway.jp/zen/
世界は突然起こった金融恐慌の嵐や北朝鮮の狂気の対応に追われております。我国も戦後からの政治大勢が崩れ落ちつつある気配です。吉田茂で始まり麻生太郎で終りそうなのが皮肉でありましょう。
■尚武の国柄
「武士道は時勢によって変形するも、しかもその実を動かすべきではない。」(「山岡鉄舟の武士道ー角川文庫」より、以下抄訳)
・・・思うに、我国は久しく君子国として、東洋の端にあったものだから、国の形態が一大変化している欧米諸国と交流を始めるに当って、その新奇に驚きました。それで全部を新しく変えて行かねばならぬという想いから、非常に仕事が複雑になりました。
また日本人の気質でやるとなったら一気にやってしまうので、誠に見事に「追いつけ」とばかり走りだしました。
そこで従来霊活なる精神を修養していた道義的世界無二の文明国が、科学的理想、物質的文明にのみに力を入れることになったものだから、自然に道義が薄らいできました。
ここのところが大いに注意すべきところです。・・・
■「十年殺し」
マンガ「空手バカ一代」の中だったか、掛けた技(ワザ)が十年後に効(き)いてくると云うものがありました。米国ばかりでなく、中国・コリア・ロシア・国連などの言うことを、「神の御告げ」のように聞いているようでは我国の将来も危いでしょう。
■マスメディアの籠絡
最近の政治家には、新聞記者やアナウンサー、芸能界出身者が増えて賑やかになりました。しかしテレビで物を言えば事が済むような感覚では困ります。
また出身母体の新聞社やテレビ会社が、手心を加えるようでは報道の公平・公正性も危しくなります。マスコミの職業倫理に照して、恥しくない報道を期待しております。
 *「田母神塾」CH桜
  http://www.youtube.com/watch?v=2idr9qTB0J0&feature=related
 *「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 -ハンディキャップ国家論
  http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200 
 
 お勧めサイト
 ・杜父魚(かじか)文庫ブログ
  「古典に叡智を学ぶ 平井修一」
  http://blog.kajika.net/?eid=812194
 ・「王様の耳はロバの耳、麻生はバカだ!」
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 ・「国民自重の心」小泉信三
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 ・1/2【NHKの大罪】NHK集団訴訟弁護団に聞く[H21/6/15]
  http://www.youtube.com/watch?v=Bu5iwQUIGM4
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