3704 民主党の浅尾慶一郎氏が離党、衆院選に出馬 古沢襄

民主党に激震が走った。参院議員の浅尾慶一郎氏が離党し、衆院選の神奈川4区から立候補する。民主党きっての外交・防衛政策通。しかし民主党は外交・安全保障政策で党の基本政策を曖昧にしてきた。政権交代が視野に入って、ようやく路線の一部修正を図ろうとしているに過ぎない。
本格的な外交・安全保障政策を求める浅尾氏は離党し、新党結成を目指す渡辺喜美元行政改革担当相らとの連携も視野に入れているという。
浅尾氏の父新一郎氏は駐イタリア大使、国際交流基金理事長。また新一郎氏の妻道子さんは駐仏大使、侍従長等を歴任した三谷隆信氏の二女。外交官一家の出である。
東京大学法学部卒業後、日本興業銀行に入行。興銀から留学資金を得てアメリカに派遣され、スタンフォード大学大学院を修了。民主党では「次の内閣」の外相、防衛相を歴任している。
<民主党の「次の内閣」防衛相浅尾慶一郎参院議員が、民主党を離党、衆院選で神奈川4区から立候補する意向を支援者に伝えたことが23日、関係者の話で分かった。24日にも離党届を提出し記者会見する予定。
民主党は、同区で元神奈川県逗子市長長島一由氏の擁立を決めており、事実上の分裂選挙になる。浅尾氏は、新党結成を目指す渡辺喜美元行政改革担当相らとの連携も視野に入れているという。(共同)>
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