3803 北朝鮮への制裁解除を求める 古沢襄

北朝鮮に支局を置いている日本のメデイアは共同通信社だけだが、北朝鮮外務省は共同支局を通じて日本にボールを投げることに積極的でなかった。外務省の魯正秀研究員が共同との単独記者会見に応じたのは初めてではないか。
発言の内容は①北朝鮮への敵視政策の放棄②民主党政権になろうとも敵視政策を放棄になければ何の変化もない③拉致被害者再調査は合意履行には程遠い・・・と頑な態度に終始している。
その一方で北朝鮮への制裁解除などの政策転換を求めた。明らかに民主党政権にボールを投げた意図がはっきりしている。民主党内にある親北朝鮮勢力を意識したものであろう。拉致被害者にとって厳しい局面に立たされることが予想される。
<【平壌共同】北朝鮮外務省の魯正秀日本担当研究員は12日、平壌で共同通信と会見し「(日本が衆院選で)どのような政権になろうと、わが国への敵視政策を放棄すべきだ。放棄しない限り何の変化もない」と述べ、北朝鮮への制裁解除などの政策転換を求めた。
拉致被害者再調査は「麻生政権で敵視政策が激化」と非難、合意履行には程遠い状況だとの認識を示した。日本の核武装論を警戒した。(共同)>
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