ことしの諸見里しのぶ女子プロは別人の観がある。昨年は予選落ちした日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で通算6アンダーで今季六勝目の優勝。女子プロ選手権で前人未踏の1シーズン七勝も夢でなくなった。
これまでの諸見里しのぶ女子プロは、ショート・パットを外す弱さが目立った。精神的な弱さも指摘されている。しかし、この弱さが消えて安定したゴルフを続けている。よほどの練習を重ねたのであろう。強さの片鱗をみせるが、愛想のない女子プロとも言われた。
それも今期賞金総額1億4000万円、安定したゴルフで愛想をふりまく余裕も出てきた。名実ともに日本を代表する二十三歳の新しい女王が誕生した。
<女子ゴルフの国内メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は13日、岐阜関CC東コース(パー72)で最終ラウンドがあり、単独首位スタートの諸見里しのぶが通算6アンダーで今季6勝目を飾った。諸見里は2週連続優勝で、ツアー通算9勝目。国内メジャー大会は5月のワールドレディス選手権サンロンパス杯(茨城)に続き2連勝。(朝日)>
.<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇最終日◇13日◇岐阜・岐阜関CC東C(6632ヤード、パー72)◇賞金総額1億4000万円(優勝2520万円)
賞金ランク1位の諸見里しのぶ(23=ダイキン工業)が通算6アンダーで大会初優勝、今季6勝目を挙げた。首位スタートから73で回って逃げ切った。国内メジャーは5月ワールドレディス選手権サロンパス杯に続く連勝で、07年日本女子オープンと合わせて史上8人目の3冠目を獲得した。6打差の2位には全美貞(26)が入った。(日刊スポーツ)>
<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日(13日、岐阜・岐阜関CC東C=6632ヤード、パー72)単独首位で出た諸見里しのぶ(23)が73で回り、通算6アンダーの282で今季6勝目。通算9勝目をメジャー大会2連勝と2試合連続優勝で飾り、賞金2520万円を獲得した。
多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、諸見里もボギー先行ながら2位に6打差を付けて逃げ切った。
2位は全美貞(26)=韓国=。前日2位の馬場ゆかり(26)、日系ブラジル人のマリア・イイダ(30)、今季3勝の有村智恵(21)の3人がさらに1打差の4位だった。
昨年の賞金女王、古閑美保(27)は通算3オーバー6位、横峯さくら(23)は通算4オーバー10位。米ツアーから一時帰国の上田桃子(23)は通算6オーバー15位。
諸見里しのぶの話
「自分のゴルフに徹しようと思い、100パーセントの力を使えたと思う。今はラッキーも多く、いい流れにうまく乗れている。2週連続優勝の次は、3週連続優勝が目標」(サンスポ)>
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