共同通信社が16、17の両日実施した全国緊急電話世論調査によると、16日発足した鳩山内閣の支持率は72・0%に達した。発足直後としては、宮沢内閣以降で小泉、細川両内閣に続く3位の高水準。
民主党の支持率も過去最高の47・6%に上り、自民党の18・8%を大きく引き離した。支持理由は「政治改革に期待できる」が29・2%で最多。次いで「経済政策に期待できる」が16・4%)。
支持理由は「政治改革に期待できる」が29・2%で最多。次いで「経済政策に期待できる」(16・4%)、「首相を信頼する」(12・1%)―の順。鳩山由紀夫首相の掲げる「脱官僚内閣」が一定の評価を得た形だ。
鳩山内閣が取り組むべき政策課題については「税金の無駄遣い一掃など行財政改革」が44・8%でトップ。これに「年金制度改革など社会保障」(37・1%)、「景気・雇用対策」(35・5%)が続いた。
▽調査の方法全国の有権者を対象に16日夕から17日にかけて、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1442件、うち1032人から回答を得た。
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3986 鳩山内閣の支持率72% 古沢襄

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