発足間もない鳩山内閣で、早くも閣内不統一を露呈している。就任以来、”お騒がせ男”になった亀井静香郵政改革・金融相は、郵政改革について原口一博総務相には「権限はない」と記者会見で述べた。
原口総務相は郵政改革について「現在の持ち株会社と郵便事業会社、郵便局会社とを統合し、新たな持ち株会社を設立する案を検討している」と述べている。
これに対して亀井担当相は「新しい事業体について私が考える。あの方(原口総務相)が絵を描く立場ではない」と反発、郵政改革の主導権は自分が持っていると強調した。
<亀井静香郵政改革・金融相は18日の閣議後会見で、郵政改革について「責任は私。(原口一博総務相に)権限はない」と強調した。原口総務相が「現在の持ち株会社と郵便事業会社、郵便局会社とを統合し、新たな持ち株会社を設立する案を検討している」と報じられたことに対する発言で、早くも亀井担当相と原口総務相の主導権争いが表面化した形だ。
亀井担当相は「新しい事業体について私が考える。あの方(原口総務相)が絵を描く立場ではない」と原口総務相の発言に不快感を示した。(産経)>
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3998 郵政改革で亀井、原口両氏が衝突 古沢襄

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