4015 民主党の防衛政策を中国が歓迎 古沢襄

中国の軍事筋が民主党の防衛政策は、中間左派(中道左派)路線で穏健なものになる分析した。インド洋での給油活動について見直しを民主党が主張している点も評価した。やはりアジアで日米の軍事協調が、中国にとって脅威だったことを示している。
鳩山首相が訪中すれば田中角栄元首相と同じ様な歓迎を受けるのではないか。しかし、日本の防衛力強化の動きは緩やかになるという分析は結構だが、中国が毎年、フタケタの軍事費を伸ばしていることには触れていない。
<21日付の中国軍機関紙、解放軍報は鳩山新政権に関する論評記事で「民主党の防衛政策は総じて中間左派」として自民党政権に比べ「穏健で、協調的」になると分析した。
「日本新政府の外交と安全保障政策の展望」との見出しで、日本問題に詳しい軍事科学院世界軍事研究部の江新鳳研究員の署名記事。
「(日本が)政治大国を目指す大目標は変わらないだろう」とした上で、鳩山由紀夫首相が「米国との対等な関係」を強調していることや、インド洋での給油活動について見直しを主張していることを例に挙げ、「(自民党時代の)際だった(防衛力強化の)動きは緩やかになる」と指摘した。(共同)
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