4060 中国、温首相訪朝で経済支援合意へ　古沢襄

ロシアに続いて中国も温首相訪朝で経済支援で合意するという。日本の対北経済制裁はますます尻抜けになる。鳩山首相は拉致被害者家族会のメンバーらと面会し「拉致問題の解決がなければ、友愛政治の実現とは到底言えない」と早期解決に意欲を示しているのだが、前途は険しい。
＜中国の温家宝首相は10月4日から6日にかけ、北朝鮮を訪問し、相当規模の経済支援に関する文書を取り交わす見通しだ。
中国外務省の姜瑜副報道局長は29日の定例記者会見で、温首相が今回の訪朝で北朝鮮と食糧、エネルギー分野の協力協定を結ぶ計画があるかとの問いに対し、「経済、貿易、教育、観光などの分野で一連の協力文書に調印する見通しだ。中国はこれまで可能な範囲で北朝鮮の経済発展と民生改善のための経済援助を提供してきた」と述べた。
姜瑜副報道局長はまた、温首相が北朝鮮の6カ国協議へ復帰問題を取り上げるかとの質問に対し、「北朝鮮問題は対話と交渉を通じて解決するのが各方面の利益にかなうというのが中国の立場だ。6カ国協議は北朝鮮の核問題を解決する有効で現実的な方途だ」述べた。発言は温首相が北朝鮮指導部との会談で6カ国協議への復帰を促す方針であることを示唆したものだ。（朝鮮日報）＞
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