国内女子メジャー「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が始まった。千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部(6,559ヤード・パー72) はタフなコース。何度かプレーしたことがあるが、ろくなスコアしか出ていない。そこで男顔負けの距離を出す藍ちゃん、女王・諸見里、新星・有村らがメジャーに挑む。初日は広告のないNHKが中継してくれる。
スポーツ紙の中には、今、話題のプロゴルファー東尾理子が在米中に藍ちゃんの先輩だった話題に振っていたが、朝日と共同は取り上げていない。女子プロゴルフを芸能ネタにしたり、可愛い子ちゃんを追いかけるよりも、憎らしいくらい強い女子プロを育てないと、世界のレベルに追いつかない。
<国内女子メジャー「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が10月1日(木)から4日間の日程で開催される。今年の舞台となるのは千葉県にある我孫子ゴルフ倶楽部。本大会には、今季米ツアーで念願の初優勝をあげた宮里藍、8月の「アクサレディス」で凱旋優勝の上田桃子、ルーキーながら来期の賞金シードを獲得している宮里美香ら米国ツアー挑戦組に加え、今年の全米女子オープン覇者の池恩熹(ジ・ウンヒ/韓国)も出場する。
そんな米ツアー凱旋組を迎え撃つのは、国内メジャー2勝を含む今季6勝の諸見里しのぶ、共に今季4勝の横峯さくら、有村智恵の賞金女王争い勢、ディフェンディングチャンピオンの李知姫(イ・チヒ/韓国)ら。国内最高となる優勝賞金2,800万円のビッグタイトルは賞金女王争いを左右するだけに、それぞれの意気込みを抱え開幕に望む。
「アメリカで良い調子で(日本に)来れて楽しみなのもある」という宮里藍は、「忍耐強くプレーすること。メジャーではミスは付き物なので、それをしっかり受け止めてグッと我慢できるかで差が出る。全米女子オープンでも初日で出遅れたけど、3日間我慢できたのが結果的に良かった。粘り強くプレーできるかがカギになる」と、自身の体験を踏まえ、2005年以来2度目の戴冠に向けて気を引き締めていた。
一方、2007年大会の覇者であり今季はメジャー2勝している諸見里しのぶは、メジャー3勝目を意識してか「緊張もある」とし、「バーディ取れるホールをしっかり取って、難しいところはパーセーブと思っている。毎日1つでもスコアを伸ばせていけたら…」と難コースに臨む覚悟を語った。
初日の明日、宮里藍は李知姫(イ・チヒ)、池恩熹(ジ・ウンヒ)と同組で11時36分に1番から、諸見里しのぶは全美貞、馬場ゆかりと12時03分に1番、横峯さくらは原江里菜らと同組で8時3分に10番ホールからのスタートとなっている。 (朝日)>
<女子ゴルファー日本一を決める第42回日本女子オープン選手権は1日から4日間、千葉県の我孫子GC(6559ヤード、パー72)で行われる。米ツアー初優勝を果たした宮里藍ら米ツアー参戦組と、諸見里しのぶら日本ツアーで活躍する勢いのある若手との、白熱した優勝争いが期待される。
コースにはフェアウエー、グリーン周りともに多数のバンカーが配されている。ラフも深く、ショットの正確性がスコアに大きく影響しそうだ。
優勝候補の宮里藍は7月のエビアン・マスターズを制したのを含め、米ツアーで7試合連続で10位以内に入っている。持ち前のショットの精度に加え、パットも向上しており、2005年以来2度目の大会制覇を狙う。
上田桃子は米ツアーから一時帰国した8月の日本ツアーで優勝。19歳の宮里美香は本格参戦1年目の米ツアーで来季のシード権を確実にした。ともに初優勝を目指す。
迎え撃つ日本ツアー組では今季6勝し、賞金ランキング1位の諸見里が好調。プレー全体が安定しており、2年ぶり2度目の優勝とともに、国内4大大会3連勝を狙う。今季4勝で賞金ランキング2位の横峯さくら、前週に4勝目を挙げた有村智恵も波に乗れば初の頂点を狙える力がある。
このほか、不動裕理や今年の全米女子オープン選手権を制した池恩憙(韓国)も上位に絡んできそうだ。(共同)>
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4070 メジャーに挑む藍、諸見里、有村 古沢襄

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