4145 来週にゲーツ米国防長官が来日 古沢襄

ワシントン毎日が来週のゲーツ米国防長官の訪日を前にして二つのニュースを伝えてきた。ひとつは米軍普天間飛行場の移設計画で、米側は日米政府間合意の履行を強く要請する構え。鳩山民主党が期待する再交渉の余地はないことを鮮明にしている。


その一方で、インド洋での海上自衛隊による給油活動について「来年1月に法律の期限が切れる」との日本側の要請については、アフガニスタン本土での職業訓練など民生分野での日本の支援を条件にして、自衛隊撤収に理解を示したと言われる。訪米中の長島防衛政務官に伝えた。


ゲーツ米国防長官からは具体的なコメントは得られていないが、この線で日米間の折衝がはかられる見通しとなった。だがアフガン本土での民生分野における貢献策のメドはついていない。


<【ワシントン古本陽荘】米国防総省のモレル報道官は14日の記者会見で、来週のゲーツ米国防長官の日本訪問を正式に発表した。鳩山由紀夫首相、北沢俊美防衛相、岡田克也外相と会談し、アフガニスタン支援や在日米軍再編計画などについて意見を交わす。鳩山政権発足後、オバマ政権の閣僚としては初めての来日となる。



モレル報道官は日本での会談の見通しについて「我々の同盟に対する強い決意を確認するものとなるだろう」と指摘。そのうえで、在日米軍再編について「政党間の合意ではなく、両国の政府間の合意だ」と語り、日本での政権交代後も、米軍普天間飛行場の移設計画など政府間合意の履行を引き続き求めていく姿勢を強調した。


ゲーツ長官は20日に日本を訪問した後、韓国も訪問。さらに、スロバキアで開催される北大西洋条約機構(NATO)の防衛相会議に出席し、アフガンでの軍事協力について協議する。(毎日)>


<【ワシントン古本陽荘】訪米中の長島昭久防衛政務官は14日、米ホワイトハウスのジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障担当)やマレン統合参謀本部議長らと会談した。


長島氏は会談で、インド洋での海上自衛隊による給油活動について「来年1月に法律の期限が切れる」などと継続が困難であることを伝達した。これに対し米側は「日本が決めることだ」と自衛隊撤収に理解を示すとともに、アフガニスタン本土での職業訓練など民生分野での日本の支援に期待感を表明した。


また、米側は、米軍普天間飛行場の移設計画決定までの経緯について詳細に説明。長島氏は、計画見直しを巡り連立政権内の意見調整が難航していることや、来年の沖縄県内の地方選挙の事情などから「困難な状況に直面している」と応じた。


長島氏の訪米は、今月下旬のゲーツ国防長官の来日、来月のオバマ大統領の初来日に向けた安全保障政策の調整が目的だが、オバマ政権発足以来、ジョーンズ補佐官が日本の政治家と単独で会談するのは初めて。


長島氏はこの日、フロノイ国防次官(政策担当)やグレグソン国防次官補(アジア・太平洋担当)とも会っており、政務官の訪米としては異例の厚遇と言える。米政府が、普天間移設問題やアフガン支援策など日米間の懸案について、大統領訪日までに調整を終えるよう日本側に対する圧力を強めていることの表れとみられる。(毎日)>


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