厳しい”お灸”。民主党の坂口岳洋氏(山梨2区)といえば、自民党の大物議員・堀内光雄氏を破って初当選を果たした38歳のルーキー。小沢一郎政治塾出身で論功行賞なのだろうか、衆院政治倫理審査会の理事に抜擢されることが内定していた。
ところが13、14両日に開かれた小沢チルドレンの新人衆院議員研修会を台湾旅行に行っていたと、二日間とも欠席してしまった。山岡国会対策委員長ら民主党の国対幹部はカンカン。
示しがつかないと、坂口議員を政倫審理事から外す処分を決め、本人が希望していた衆院国土交通委員会への所属も取り消された。小沢幹事長も了承したという。泣いて馬謖を斬る・・・ということか。小沢チルドレンが萎縮しなければ良いが。
<民主党国会対策委員会は16日、同党の小沢チルドレン(新人衆院議員)を対象に13、14両日に開いた研修会を2日間とも欠席した坂口岳洋氏(山梨2区)を、抜擢(ばつてき)人事として就任が内定していた衆院政治倫理審査会(政倫審)の理事から外す処分を決めた。小沢一郎幹事長も了承した。
新人研修は国対幹部が国会のルールなどを指導する場で、小沢氏自身も14日の会であいさつした。初日の13日には13人が欠席し、無断欠席組もいたため、小沢氏は13日の記者会見で「それはいけません!」と語っていた。
この結果、唯一2日間とも欠席した坂口氏が処分された。国対は、坂口氏の希望で内定していた衆院国土交通委員会への所属も取り消した。
坂口事務所は「台湾を訪問していた。国対には事前に言っている」と説明するが、国対幹部は16日、「坂口氏は小沢一郎政治塾出身だが、小沢氏は公平に扱うということだ。ちゃんと出席した新人に示しが付かない」としている。(産経)>
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4153 小沢氏、泣いて馬謖を斬る 古沢襄

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