期待の横峯さくらが失速する中でベテランの福嶋晃子が二つのイーグルを奪取、一気に2アンダーから9アンダーに躍り出て首位に立った。初日に首位だった諸見里しのぶも通算8アンダーで、しっかり二位につけている。
兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で繰り広げられた国内女子ツアー第29戦「マスターズGCレディス」は、時折冷たい風が吹く肌寒い天候の下で激しい戦いとなった。
上位には一位の福嶋晃子(9アンダー)、二位に諸見里しのぶ(8アンダー)のほか三位タイに韓国のイム・ウナ、馬場ゆかり (6アンダー)、五位タイに三塚優子、有村智恵(5アンダー)がつけている。十一位タイの横峯さくら(3アンダー)が最終日に爆発的な巻き返しにでるか、熱戦が期待できそうである。
<マスターズGCレディース第2日は24日、兵庫県マスターズGCで行われ、前日7位の福嶋晃子が、2イーグル、4バーディー、1ボギーの65をマークし、通算9アンダー、135で首位に浮上した。
1打差の2位に69で回った諸見里しのぶ。馬場ゆかりと任恩娥(韓国)が6アンダーで3位につけ、さらに1打差に有村智恵と三塚優子。上田桃子とポーラ・クリーマー(米国)は4オーバー。(共同)>
<諸見里は苦しみながらも1打差の2位と踏ん張った。アプローチショットが狙った方向とは反対に流れる場面もあり、「ショットに最後まで不安があったが、その中でも何とかやれた」。15メートルほどのロングパットを2度沈めるなど、前日に続く好調なパットで自らを助けた。
今季7勝目を挙げれば、年間獲得賞金の女子ツアー最高となる1億6700万円台に到達する。「(長いパットが入るのは)運を持っている証拠。それを大事にして、あしたも回りたい」と最終日へ気持ちを高めた。(時事)>
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4215 首位に福嶋晃子、二位に諸見里しのぶ 古沢襄

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