4265 ヒラリー・クリントンの暴言 宮崎正弘

はやくも投票所の数で食い違い。アフガニスタン大統領選挙やりなおし。ヒラリーが暴言「アルカィーダの首魁の隠れ家をパキスタン軍が知らないなんて」
アフガニスタンの大統領選挙やり直しは11月7日。アフガニスタン選挙管理委員会はカルザイ大統領が任命し、独自の調査により投票所を開設するが、前回の6305箇所から5800箇所に縮小されるとした。
一方、国連選挙監視委員会は6322ヶ所に投票所が設けられるだろうと、はやくも数に齟齬が生じていることが分かった(ウォールストリート・ジャーナル、10月30日)。
パキスタンを訪問中のヒラリー・クリントン国務長官が「暴言」を吐いた。
「アルカィーダの首魁らがパキスタンの安全な場所に隠れているが、その場所をパキスタン政府、軍高官の誰もが知らないなんて、私には信じられないわ」。
つづけてこう吠えた。「もし米国とパキスタンが成熟した連携関係を発展させようと思うなら、パキスタン軍情報部はもっと協力的になるべきで、そうでなければ能力がないのかしら?」
これは「暴言」か「刺激策」か。パキスタン政府は公式の反論をしていない。政府高官筋の中には「クリントン国務長官から周りから間違って助言を得ているのでは?」と反発している(英紙ファイナンシャル・タイムズ、10月29日付け)。
もちろんクリントン国務長官の発言が高飛車なのは、米国がパキスタンに援助する1億2500万ドルの緊急援助のドルの威力だろう。
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