4552 「日米の信頼関係に悲観論」と防衛相 古沢襄

グアム視察を行った北沢防衛相は記者会見で、社民党が要求する米軍普天間飛行場のグアム移転について、「難しい。日米間の信頼関係に悲観論がある」と述べた。さらに普天間機能をグアムに全面移転する案については、「日米合意から大きく外れる話だ」と否定的な考えを明らかにしている。
結局は防衛相のグアム視察は、社民党の要求に対する説得材料として行ったのではないか。ここまで社民党に振り回される民主党に対して党内から連立解消論が出ている。
またコペンハーゲンでの「バラク・ユキオ」会談は実現しそうもない。米側が鳩山首相と会う必要性を認めていないからだ。「バラク・ユキオ」会談は鳩山首相の一方的な思い入れ。指導力がない鳩山首相に米側は愛想をつかしている。
<【タモン(米領グアム)=白川義和】北沢防衛相は9日、沖縄の米海兵隊員約8000人が移転する予定のグアム北部フィネガヤン地区などを視察した。
防衛相は視察後の記者会見で、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題の先行きが見えない中でグアム移転を進めることについて、「難しい。日米間の信頼関係に悲観論がある」と指摘した。普天間の機能をグアムに全面移転する案については、「日米合意から大きく外れる話だ」と語り、現実的ではないとする見方を示した。(読売)>
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