鳩山首相、小沢幹事長、平野官房長官が来日する中国の習近平国家副主席の希望を入れて、天皇陛下との特例的措置による会見をセットしたことについて、閣内からも批判が出ている。
天皇陛下を政権の思惑で政治利用してはならないうえ、天皇の健康状態を考えれば1カ月前までの申請ルールを宮内庁が守ってきた。これは相手国の大小、経済力、政治力の大きさで優劣をつけることは絶対あってはいけないとされてきた。
このルールをたてにして宮内庁は会見の申し入れを断ったのだが、平野官房長官は鳩山首相の意向だとして押し切ったいきさつがある。内外から批判が出ているが、閣内から批判が出たのは初めて。
<鳩山由紀夫首相が天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例的措置による会見を指示したことをめぐり13日、渡辺周総務副大臣が「今からでもやめていいなら、やめた方がいい」と指摘するなど、閣内や与党からも批判が相次いだ。
渡辺氏はテレビ朝日の番組で、1カ月前までの申請ルールが守られずに設定されたことに関して「国の大小、経済力、政治力の大きさで優劣をつけることは絶対あってはいけない」と強調。(共同)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト
4577 天皇特例会見に閣内からも批判 総務副大臣「やめた方が」 古沢襄
未分類
コメント